週刊アキバメシ(+ノガミ酒) 2015年1月第3週号 :秋葉原のグルメ/食事処情報(+上野の酒場情報)
■トロ肉まぜそば+麺大盛@麺屋はるか 秋葉原店
880円+110円。
中央通り沿い、ラーメン/つけ麺「麺屋ばんどう」跡地で12月9日にオープンした台湾まぜそば専門店。昨今流行している「台湾まぜそば」の元祖と言われている名古屋にある「麺屋はなび」の姉妹店。ただし、運営元は「名物スタミナ丼 昭和食堂」「武蔵野肉汁うどん いろは」「油そば 東京油組総本店」「麺屋ばんどう」などと同じ株式会社コンテンツ。
2回目となる今回は、「トロ肉まぜそば」を麺大盛で注文。「台湾まぜそば」と同様に、こちらも食券を渡すとニンニクの有無を聞かれる。「トロ肉まぜそば」は、通常のまぜそばに、トロトロに煮込まれた角切り豚肉などを添えたもの。つけダレは辛くなく、魚介の風味と塩分が強い。コッテリ感は強くない。麺は、コシが強くてモチモチのストレート太麺。大盛にするとたっぷり盛られるため食べ応え抜群。その他の具は、ネギ、ノリ、ミズナ、タマネギ、ニンニク。「台湾まぜそば」との違いは、台湾ミンチ→トロ肉×3個、卵黄→ミズナ、ニラ→タマネギ。角切り豚肉は、甘辛の味付けで、トロトロながらも赤身の噛み応えは残る上々の仕上がりとなっている。なお、こちらも「台湾まぜそば」と同様に、最後には、残ったタレに"追い飯"と呼ばれるミニライスを投入してくれる。卓上装備は、コショウ、酢、トウガラシ。
麺大盛にした場合の全体量は多いが、基本価格が高めなのでコストパフォーマンスは普通。味も普通。麺は旨いのだが、看板メニューの「台湾まぜそば」と比べるとどうしてもオリジナリティとパンチ力に欠ける。素直に「台湾まぜそば」を食べるのが吉と感じた。あと、店内BGMがサザンの曲だけなのは「麺屋はなび」ゆずりなんだと思うが、なんだかなー。
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