杉田智和、熱狂的フリークだと公言する「秘密結社 鷹の爪」へ特別出演！　FROGMANとの対談も公開に

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放送中のTVアニメ「秘密結社 鷹の爪 EX（エクストリーム）」だが、12月19日放送の第32話に杉田智和さんが特別出演していることがわかった。

NHK Eテレ「ビットワールド」内にて放送中の本作。第32話はクリスマスを題材にしたエピソードとなっているが、「秘密結社 鷹の爪 」の熱狂的ファンを公言する声優・杉田智和さんが最終回にも登場するかもしれないという重要キャラ・山口三太を演じていることが判明した。これは、現在リリース中のBD/DVD「秘密結社 鷹の爪 EX 上巻」に収録されている特典映像で杉田さんが1人全役アフレコに挑んだことがキッカケでの特別出演で、第32話は2015年4月8日にリリースされる「秘密結社 鷹の爪 EX 下巻」に収録される。

また、杉田さんが本編に登場することを記念した特別告知映像にあわせて、監督・脚本・声優などを務めるFROGMANさんとの対談も公開された。

FROGMAN：『秘密結社 鷹の爪EX』上巻の特典映像への出演と、全役を一人で演じるというオファーが届いた時はどう思いました？
杉田智和（以下：杉田）：元々、熱狂的『鷹の爪』フリークの僕としては、自分の声ではきっと悪目立ちするだろうからいらないんじゃないかなと。FROGMAN さんが映像を作り、全役をやるのが『鷹の爪』なんだという認識があるので、そこに他の出演者はいらないんじゃないかと思って。作品が好きだからこそ、自分を否定してしまうんです。だから収録に臨むにあたって、まず好きという気持ちをしまう作業から始めました。
FROGMAN：なるほど（笑）。でもオファーを受けてくださってありがとうございます。僕が杉田さんにオファーした理由は軽い気持ちです。おもしろそうだなって（笑）。でも、すごく素敵な声なのでDXファイターをやってもらったら楽しいだろうなと。収録後に完成版をご覧になった感想は？
杉田：いまだに信じられないというか、やはり悪い予感が的中していて。
FROGMAN：（笑）。
杉田：『鷹の爪』はやっぱりFROGMAN さんがやることが重要だなと。でも一緒にアフレコで共演できたことはおもしろかったし、貴重な経験でした。
FROGMAN：ありがとうございます。僕の感想は、とにかくおかしかったですね。おもしろい意味のおかしいもあるけど、「この人、おかしいんじゃないか？」という意味も含めて。「何でそんなに、総統のテンションが高いんだろう？」とか。そういう解釈が出てくるところがおもしろくて。最近、総統も吉田くんも自分の中で考えなしに演じているけど、演じる部分でまだキャラクターを何倍もおもしろくすることができるなと。
FROGMAN：前回（『秘密結社 鷹の爪 EX 上巻』特典映像）の収録からそれほど時間が経っていない中で、本編にご登場いただいてうれしかったです。
杉田：こちらこそ。最初に今回演じる三太の絵が一緒に送られてきて、役作りのためにケツあごになろうとしたんですけど、さすがに2日くらいではケツあごになれなかったので、そこが一番悔やまれるところです。
FROGMAN：寄せる必要があるんですか？（笑）
杉田：吹き替えとかだと顔が似てるって重要なんです。骨格とかで近い音が出たりするので。
FROGMAN：今回、三太の役をやってもらおうと思ったのは、今までやってなさそうな役をチョイスして、最後に泣きの
芝居をさせたいなと思って。みんなの期待と予想の逆を行こうと。
杉田：（出演したエピソードの題材である）クリスマスの過剰なポジティブさも嫌で。でも『鷹の爪』だとクリスマスのお
話でも緩い入口で胸焼けせず見れて、しかもメッセージも詰まっていて。脚本の優秀さに感銘を受けました。
FROGMAN：ありがとうございます。杉田さんもしっかり役を作ってきてくれたので特に言うことはなかったですね。収録してみたら途中でおふざけもあったけど、最後の泣きの芝居はぐっと来ました。でも、兼ね役をして頂いた父親が、某ロボットアニメの主人公だったり…。
杉田：兼ね役でも父親が出てきたので、大幅に変える必要があるという謎の使命感にかられて、最初に出てきたのが…。★杉田さんが兼ね役の父親をどのように演じたかは放送を見てのお楽しみです！
FROGMAN：杉田さんの第32話の注目ポイントや見どころは？
杉田：5分間でドラマがまとまっているし、クリスマスに見てほしいですね。クリスマスで沈んだ気持ちを『鷹の爪』で笑いとばして年末を迎えようかなと。
FROGMAN：いいですね！僕はやっぱり杉田さんですよ。杉田さんのお芝居に注目です！