LGA2011-v3対応X99搭載マザーボードが各社から一斉発売に！ 初回は4社11製品が登場

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Haswell-EことIntelのハイエンドデスクトップ向けCPU「Core i7-5000」シリーズに対応する、「Intel X99 Express」搭載マザーボードが各社から一斉発売となった。

発売当日に確認できたメーカーは、ASUSが1製品、ASRockが6製品、GIGABYTEが2製品、MSIが2製品。標準モデルから豪華版まで登場しており、価格は2.6万円～約6万円。

いずれも、前世代Ivy Bridge-Eの「LGA2011+X79」環境の後継モデルとなる、新型ソケット「LGA2011-v3」と対応するチップセット「Intel X99 Express」を搭載したマザーボード。目新しい点は主に二つ。メモリーとストレージの強化だ。

DDR4メモリーのサポートにより新たに専用の288ピンのDIMMスロットを搭載（現在主流のDDR3メモリーは240ピンとなるため装着できない）。IvyBridge-Eと同じ4チャンネル動作だが、メモリーの最大帯域幅が向上している。

ちなみに、メモリースロット数はエントリー向けが4本構成、上位製品が8本構成を採用。最大搭載容量は64GBだが、現在店頭で購入できるDDR4メモリーは、4GBモジュールかまたは8GBモジュールとなっており、最大容量を実現する場合は選択肢が限られてくる。

ストレージ面では、これまでネイティブで2ポートまでとなっていたSATA 6Gbpsが最大10ポートへ倍増。さらに、次世代の高速ストーレジインターフェイスであるM.2やSATA Expressを装備するほか、USB 3.0にも対応した。メインストリームのHaswell Refresh世代ではすでに当たり前となりつつある光景だが、ハイエンド向けプラットフォームもようやくこれに追い付いた形だ。

なお、ソケットとチップセットは刷新されているが、ビデオカード用のPCI Expressインターフェイスとメモリーコントローラーを内蔵するCPUと、USBやSATAなど各種I/O機能を備えるPCH「X99」をDMIで接続する構成は従来同様だ。

なお、各製品の詳しい紹介は後日掲載予定。