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10月スタートのTVアニメ「寄生獣 セイの格率」より、PV第1弾が解禁となった。
「寄生獣 セイの格率」は、累計発行部数1,100万部突破を誇る人気SFマンガ「寄生獣」(きせいじゅう)を原作としたアニメ作品。人間の脳に寄生して全身を支配し、他の人間を捕食する寄生生物を右手に宿ってしまった高校生とその寄生生物が辿る数奇な運命を描く。監督は「はじめの一歩 NewChallenger」でアクション作画監督や「AVENGERS CONFIDENTIAL BLACKWIDOW&PUNISHER」で監督を務めた清水健一さん、シリーズ構成はポケモンシリーズやプリキュアシリーズの脚本でおなじみの米村正二さん、キャラクターデザインは「彼氏彼女の事情」「アベノ橋魔法☆商店街」でキャラクターデザインを務めた平松禎史さん、制作はマッドハウス。
今回、追加キャストに続いて、PV第1弾が解禁に。あわせて、副題「セイの格率」の意味も判明した。まず、「格率」という言葉は、18世紀後半のドイツの哲学者であるカントの提唱した哲学用語で、「そうあるべき、と誰かに教えられたわけでもないのに、それぞれが自ずから理解・実践している行動規範」といった意味の言葉。「寄生獣」という作品では、生態系の頂点たる人間が、寄生生物の登場によりその座を引きずり下ろされたという世界観で物語が進行するが、人間も寄生生物もそれぞれのルール、すなわち「格率」に基づいて生きている中、その中庸の「まざっている」主人公・新一と寄生生物であるミギーが、それぞれの生存原理に基づき葛藤する様が描かれる。つまり、「葛藤する格率」「揺れ動く格率」が大きなテーマになっている。「善」とは何か「悪」とは何か。ひいては「愛」とは何か、「生きる」とは何かという重要なテーマを、作中で終始、問い続けているという。そして、「セイ」は、「生」だけでなく「正」「性」「聖」などの「セイ」という音で連想される様々な言葉が、作品を紐解くうえで重要なキーワードになっているのではないかと考えたとのこと。