週刊アキバメシ(+ノガミ酒) 2014年7月第1週号 :秋葉原のグルメ/食事処情報(+上野の酒場情報)

2014年07月11日 17:330

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■にほんいち醤油そば+麺大盛@潮(うしお)







870円+無料サービス。

外堀通り沿い、昌平橋と淡路町駅の中間くらいにあるラーメン屋。2012年9月オープンで、白(鶏白湯そば)と黒(にほんいち醤油そば)の2系統と季節限定メニューを提供している。ちなみに、白(鶏白湯そば)は、ポーチドエッグや肉巻きアスパラが入ったシチュー/ポタージュのような"洋風ラーメン"として各メディアに取り上げられている。

 

「いつか行こう」と思ってずっと放置していたので、ようやく初訪問。今回は、正統派っぽい黒(にほんいち醤油そば)にしてみた。「にほんいち醤油そば」は、4種類の「にほんいち醤油」を使用したというラーメン。見た目からも分かるとおり、スープの色が濃くて魚粉が大量に浮いており、魚介ダシとしょうゆの香ばしさが香る。で、口に入れると、強烈過ぎるぐらい鮮烈にダシの風味と旨さが襲ってくる。麺はストレート細麺。マッチしていないわけではないが、スープのインパクトに対して存在感が薄い。具は、チャーシュー、鴨チャーシュー、ゆで玉子、ミツバ、ミョウガ。両チャーシューは、ていねいな仕上がり。そして、ミツバとミョウガは、スープとの相性が抜群に良く、口の中をさわやかにリセットしてくれる。卓上装備は、一切ナシ。

価格はデフォで高いが、大盛にした場合の全体量はまずまずで、コストパフォーマンスは決して悪くない。一方、味はかなり優秀。麺はともかく、スープはオリジナリティも完成度も高く、濃厚な魚介の風味と香ばしさが思う存分に楽しめる。…が、魚介が強すぎてダメ(もしくは飽きが来やすい)と感じる人も少なくないだろう。それでも、電気街のラーメン屋たちとの差は歴然で、個人的には「もう少し早く足を運ぶべきだった…」と後悔&猛省したほど旨かった。御三家(「くろき」「粋な一生」「磯野」)を見てもそうだが、やはり、優良店は電気街から離れた場所(昭和通り方面や御茶ノ水方面)に存在している。

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