東京駅を描いた短編アニメ「時季(とき)は巡る」、フルバージョンを公開! 英語/中国語/タイ語の字幕版も

2014年06月25日 12:480

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開業100年目を迎える東京駅を描いた短編アニメ「時季(とき)は巡る~TOKYO STATION~」のフルバージョンが公開された。

 


これは、株式会社エムオン・エンタテインメント、株式会社A-1 Pictures、東京ステーションシティ運営協議会による共同企画。東京駅のさまざまな魅力を伝えることを目的にしたもので、「時間を超えた家族愛」をテーマとした約5分半の短編アニメとなっている。また、楽曲は、さかいゆう「時季(とき)は巡る」を起用しており、3月末に30秒の予告編が公開されて話題となっていた。以下、スタッフコメント。


なお、この短編アニメは、さかいゆう「時季(とき)は巡る」のミュージックビデオとしてWEBやCS各局にてオンエアされるほか、英語/中国語(繁体語)/タイ語の字幕入りバージョンも公開されている。

 


・美咲役:吉田聖子
完成版を観た時、絵と曲のシナリオの素晴らしさに涙しました。感情的にならないよう、必死に堪えましたが、それくらい、引き込まれてしまいます。大切な人に自分の思いを伝えることの大事さを、改めて感じた作品でした。さかいゆうさんの「時季(とき)は巡る」という曲は繊細で想いがストレートに響くなぁと。自分だけが、孤独じゃない…辛い哀しみを背負ってるわけじゃないんだと励まされました。美咲と境遇は違いますが、私も小さい時、家族と離れ離れになり、その時、伝えられなかった家族への感謝の気持ちを、美咲に重ねて、精一杯想いを込めました。観ている方の心に、届いて下されば幸いです。


・演出:ヤマトナオミチ
さかいゆうさんの楽曲と松本淳さんのコンテ、各スタッフのおかげで心が暖かくなる作品が完成致しました。自分が故郷から出てくる時必ず使用する東京駅、過去と現在が入り混じる映像に美咲と一緒に東京駅を巡って頂けると嬉しいです。


・キャラクターデザイン・作画監督:近藤圭一
今回この作品に参加するにあたって、絵を描き進めながら何度か東京駅を見に行きました。今まで東京駅を利用した事はあったけれど、描く為に観察してみると駅構内を歩く人達の表情、駅舎やホームの独特な形など、あらためて気付く事が色々ありました。映像を観た人にその東京駅の雰囲気が伝わればいいなと思っています。

 


<ストーリー>
主人公の美咲は結婚を間近に控える29歳。ある日、亡き父が大事にしていた古い懐中時計を見つけるが、壊れていて動かない。それは、東京駅で駅員として勤務していた父が、同じく駅員であった祖父から譲り受けたものだった。美咲の記憶の中にいる父は、常に厳格な性格で、自分に厳しかった事しか心に残っていない。そんな父と、思春期を迎えた美咲はうまく会話できず、すれ違ってしまった事を後悔していた。
美咲は思い出の詰まった時計を修理したいと思い、東京駅を訪れるが、修理をしていた時計屋は既になくなってしまっていたことを知る。肩を落とし、駅のホームを歩いていると、ふとモニターに父と似た駅員を見つける。思わず美咲は走って追いかけるが…。


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