「9話は、前半の中で一番好きな話」 TVアニメ「マジンボーン」、制作プロデューサー・鷲尾天×竜神翔悟役・KENN対談レポート(後編)

アキバ総研 | 2014年05月30日 00:00
「9話は、前半の中で一番好きな話」 TVアニメ「マジンボーン」、制作プロデューサー・鷲尾天×竜神翔悟役・KENN対談レポート(後編)

放送中のTVアニメ「マジンボーン」より、主人公・竜神翔悟を演じるKENNさんと制作プロデューサー・鷲尾天さんに作品について語ってもらったので、その様子をお伝えしよう。


 

「マジンボーン」は、TVアニメ×マンガ×データカードダスというメディアミックスプロジェクトとして、最強ジャンプでの杉田尚さんによるマンガ連載とバンダイのデジタルキッズカードマシン「データカードダス マジンボーン」と連動しながら、4月からテレビ東京系6局ネットで放送中の男児向けオリジナルアニメ。空手が得意な高校1年生の主人公・竜神翔悟と仲間たちが「ボーンカード」を使って「ボーンファイター」に変身し、カードを狙う敵と戦っていくというストーリーで、オトナっぽいキャラクターデザインやCGによる迫力のバトルシーンにより、小学生男児のみならず、20代~30代の男女からも人気となっている。ちなみに、ユーザーが選ぶ2014春アニメ実力ランキングでは首位を獲得している。スタッフやキャストは作品詳細にて。

 

以下、主人公・竜神翔悟を演じるKENNさんと制作プロデューサー・鷲尾天さんによる”ぶっちゃけ対談”の様子。

「1番大事なのは翔悟の主人公らしさ。」 TVアニメ「マジンボーン」、制作プロデューサー・鷲尾天×竜神翔悟役・KENN対談レポート(前編)

 

●アフレコ中は笑いが絶えません

KENN:僕たちキャスト陣の雰囲気はすごくいいですね! みなさんゲーム好きな方ばっかりですし。データカードダスの実機が稼働する直前はかなり盛りあがりました。この作品は、リアルな日常会話の部分と、ファンタジックなバトルのシーンという振り幅のある作品なんですけど、みなさん演技をするときの距離感をすごく大事にしてくださっていますね。僕もそんなみなさんに、少しでも追いついていけたらなぁと思っています。

鷲尾:ほんっとKENNさんは真面目なんですよ~(笑)

KENN:いやいやいや(笑) 不真面目ですよ!

鷲尾:ダウト!(笑)

KENN:ふんぞり返ってますって!(笑)

鷲尾:(笑) まぁよく笑いますよね、みなさん。

KENN:え、笑う!?

鷲尾:笑ってますよね? テストとかリハーサルをしている時に、みんなよく突っ込んでますよね、映像に(笑) 「この桃太郎は怖いなぁ!」とか、「翔悟いくらなんでもこんな情けない顔はしないだろ」みたいなね。まだ完成された映像じゃないから起こることなんですけど。

KENN:突っ込んじゃいけなかったですかね (笑)

鷲尾:あれを黙って見られるとこっちが気まずい!(笑)

KENN:素直な反応をしてるほうが、スタッフの皆様としてはいいんですか?

鷲尾:リラックスしてるなっていうのがわかるんですよ。アフレコブースの中で役者さんたちがクスッと笑ってるとか、「これ、すごいね」って言ってるのを見るとこっちは安心するわけですよ。

KENN:へぇぇぇー! 初めて知りました。

鷲尾:かっちり真面目に見られると、現場に無駄な緊張を与えてるのかなって思っちゃうくらいですね。そのほうが「ピリピリしていていい」っていう方もいらっしゃるけども、私はみんながリラックスできる状態のほうが、日常の芝居をやる場合にはいいと思うんです。

KENN:僕、結構、リハーサル好きなんですけど、とにかくバトルが速くて、一瞬たりとも気が抜けないピリピリ感がすごくスリリングでいい刺激になるんですよね。普段はすごくにこやかな雰囲気なのに、本番になるとバシッと決めるっていうのが、この作品ならではなんだと思います。

鷲尾:わかるわかる(笑) 宇田監督も普段はニコニコ笑いながら見ているんだけど、このお芝居はもうちょっとだけニュアンスをこう…とか、ものすごく的確に指摘してくるんですよね。スタッフも監督の考えに自分で気がつかなきゃダメだっていう空気を持っていて、おかしいところがあると、「この場面こうですよね!」ってすぐに反応する。あの感じが凄くいいですね。




●収録中の"集中力"はスゴイ!

鷲尾:8話の最後に敵が変身して、9話でみんながボッコボコにされてしまうんですよね。あのアクションの凄まじさたるや! ボッコボコに…ねぇ! 死んだんじゃないかっていうくらい(笑)

KENN:ボーンってスゴイ強度だなって思いましたね。

一同(笑)

鷲尾:その9話がね! 翔悟を「お前本当にいい子だ(泣)」って思える話なわけですよ。9話は、前半の中で一番好きな話数で一番感動する話なんです。私は何かを乗り越えた瞬間とか、気持ちで何かを突破した瞬間ってすごく好きなんですよ。これがまたKENNさんの芝居が良いんだ。ずーっと一人芝居が続くんですけど、一発で決めてましたね。…あれ、 どういう心境で演じたんですか?(笑)

KENN:あの、僕ね。あんまりこういうこと言っちゃいけないかもしれませんが、その時の事あんまり覚えてないんですよね(笑)。

鷲尾:なるほど(笑)

KENN:リハーサルをやって、自分のやるべきことって決まってくるじゃないですか。それでいざ本番ってなったときに、ガーってやって、終わったらフーって。ぽかーんってなっちゃう。なんとなくは覚えてるんですけど。

鷲尾:その感じってすごく大事なんですよね。アフレコブースの中に皆さんいらっしゃるじゃないですか。そんな中で一人芝居が続く状況で、自分のお芝居の中にきちんと入り込むのって大変だなって思います。つくづく役者さんってすごいなって思うんですけど、さらにそのお芝居で他の人の気持ちを引っ張っちゃうんですよ。「翔悟すごいから自分も負けてられないな」って空気が、ブース内にちゃんと漂うんです。

KENN:もしそうだったら嬉しいですね。

鷲尾:それは空気だから見えないんだけど、その後お芝居に立たれる方の演技が違うんですよね。そのくらい空気って持っていかれるものなんです。そういうのは、見てるほうがわかっちゃうんです。不思議ですよね、あれって。

KENN:確かに僕らはやってる身ですが、一歩後ろから見て下さっているスタッフ皆様には僕らには見えないものがたくさん見えてるんだろうなぁって思っています。

鷲尾:本当にいやらしいんだけど、KENNさんのものすごくいい芝居があると、後ろでニヤって、しめたって思うわけですよ(笑) そういうお芝居が1個バンってあると、周りの人に気合が伝わって…特に中堅からベテラン以上の方がそういう空気をものすごく敏感に感じるんですよ。特に舞台をたくさんやってらっしゃる方とか。空気が変わった瞬間をちゃんと理解する。「じゃあ自分はこういう芝居でこのキャラクターを」ってお芝居をされるんです。それはすごくありがたいし、いい空気だと思いますね。そんな空気を9話の収録で感じました。

KENN:僕はまだまだ芝居どうこうとかじゃなくて、とりあえず全力でやろうと思って。それだけはいつも心がけています。でも僕自身もみなさんに触発されて、それで引っ張っていただいてることが多々あります。それが一緒にキャッチボールできることの良さというか、楽しいなぁって思います。これからもいいお芝居ができるように頑張りたいですね。

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放送日: 2014年4月1日~2015年3月31日   制作会社: 東映アニメーション
キャスト: KENN、立花慎之介、吉野裕行、安元洋貴、三瓶由布子、折笠富美子
(C) BANDAI・東映アニメーション・テレビ東京

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