AMDのデュアルGPUカード「Radeon R9 295X2」が近日発売! 公称消費電力は500W、店頭価格は20万円前後

2014年04月20日 22:120

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AMDの最上位GPUとなる「Radeon R9 295X2」を搭載した、XFX製ビデオカード「R9-295X-8QFA」が、ドスパラパーツ館に入荷した。

同店によると、販売解禁は4月21日(月)21時1分で、実際の販売は翌日の22日から。すでに製品を発表している、玄人志向やSAPPHIREも、同じタイミングで販売される見通しだ。



「Radeon R 295X2」は、Radeon R 9シリーズとしては初となる、1枚の基板に2基のGPUを搭載したデュアルGPU構成のビデオカード。

GPUには「Radeon R9 290X」で採用されている、フルスペック版のHawaiiコアを使用。したがってスペックは、Radeon R9 290Xの2倍になっており、ストリームプロセッサ数は5632基(2816基×2)、テクスチャーユニット数は352基(176基×2)。ビデオメモリーも8GB(GDDR5 4GB×2)を搭載する。その上、動作周波数をRadeon R9 290Xの1000MHzから1018MHzにわかかながら引き上げられている。演算性能は最大で11.5TFLOPSを実現した。R9 290X×2基分より若干高めの演算性能となっている。

冷却機構は空冷と水冷のハイブリッド式で、GPUコアの冷却に水冷を、そのほかの冷却に空冷を用いている。水冷部は簡易型となり、120mmラジエーターを装備している。ラジエーター部には簡易水冷の大手であるAsetekのシールが貼ってあった。

外部電源端子は8ピン+8ピン。カードの消費電力は500W。なお、電源ユニットの推奨スペックは、最低容量が1000Wで、28A出力が可能な12Vラインを備えた大容量モデルとされている。

22日発売予定のXFX「R9-295X-8QFA」は、前述のリファレンススペックに準拠した製品となっている。モニタ出力端子は、Mini DisplayPort×4、DVI×1。

予価は199,800円(税込)。

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