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週刊アキバメシ（+ノガミ酒） 2014年3月第2週号：秋葉原のグルメ/食事処情報（+上野の酒場情報）

2014年03月22日 21:040

グルメ

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730円。

3月20日にオープンした家系ラーメン屋。場所は個別記事にて。メニューは、しょうゆ/塩の2系統でいずれも並730円。大盛は+100円、家系の定番とも言えるライスは100円。家系なので、麺の固さ/味の濃さ/脂の量を指定できる。

初訪問の今回は、ノーマルの「しょうゆラーメン」を全部普通で注文。平日の15時過ぎにも関わらず、店内は混雑しており、提供までに結構時間が掛かった。で、「しょうゆラーメン」だが、まず、どんぶりが非常に小さい。スープ表面から麺全体が顔を出しているのは、麺が多いからではないので注意。スープは、とにかく味が薄くて粘度が高い。カエシと脂が少ないということもあるが、そもそも豚の風味やコクなどが乏しく"カエシのお湯割り"に近い。家系らしさは皆無。麺は、ストレート太麺。やや固めの仕上がりでモッチリとしている。具は家系標準で、チャーシュー、ホウレンソウ、ノリ×3枚、ウズラ玉子。いずれも特徴ナシ。卓上装備は激しく充実。コショウ、しょうゆ、ラー油、豆板醤、トウガラシ、おろしニンニク、刻みショウガ、刻みタマネギ、ゴマなど。刻みショウガは漬物に近く、刻みタマネギは生の辛味が残っており、いずれも風味がかなり強い。

全体量は少なく、コストパフォーマンスは悪い。そして、味も平均以下。卓上装備を駆使してなんとか食べきることができた。"730円も出せば、どれだけ旨い1杯or量が多い1杯が食えるか"を考えると胸が苦しくなる。好立地なのは間違いないが、大盛やライスなどの無料サービスなどを実施しないと正直きびしいだろう。