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アキバ総研にて、 2013年12月9日から12月25日まで行っていた「アイドルアニメランキング」の投票が締め切られた。投票総数は1,328票。最終結果としては、中間発表時の状況と同じく、「THE IDOLM@STER(アイドルマスター)」が294票でダントツの首位。次いで、235票で「ラブライブ! School idol project」が続き、この2作品が、3位以降の作品に圧倒的な差を付ける形でのワンツーフィニッシュを飾った。
「THE IDOLM@STER(アイドルマスター)」(通称:アイマス)は、アイドル育成ゲームとして2005年に登場して以来大ブレイクし、アニメ版も2011年7月~12月にかけて2クール放映された作品だ。スピンアウト作品も多く、ロボットアニメ「アイドルマスター XENOGLOSSIA」や、デフォルメ版の「ぷちます!-プチ・アイドルマスター-」などの作品もある。また、来年2014年1月25日からは、劇場版作品「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」も公開予定となっており、今なお非常に強い人気を保っている。自分のお気に入りキャラクターに入れ込む熱狂的なファンも多く、関連グッズやCDも多く発売され、好評を得ている。まさに、アイドルアニメ(アイドル育成ゲーム)の世界に革命をもたらしたような作品であるだけに、今回のランキングでの人気の高さも、非常に納得するところだ。
いっぽう、2位につけた「ラブライブ! School idol project」は、「アイマス」とは異なり、「スクールアイドル“μ's(ミューズ)”」としての女子高生達の活躍を描くストーリー。初めからメディアミックス戦略を考えており、好きなキャラクターに人気投票することでセンターが変わるシステムや、“μ's(ミューズ)”名義でのCD/DVD販売など、2013年1~3月に放映されたアニメ開始以前に、すでに一種のバーチャルアイドルとして人気を得ていた作品だ。なお、アニメ2期の放映が2014年春に決定しており、こちらも非常に根強い人気となっている。
このように、1位の「アイマス」と2位の「ラブライブ!」は、どちらも、アニメ以外の分野でのメディアミックス戦略が非常にうまくいった作品であり、音楽CDやDVD、イベント、関連グッズなど、リアルアイドルと同様の盛り上がりを見せている。その分、ファン層も広く、今回のような3位以降の作品に大差をつける形でのワンツーフィニッシュとなったと言っていいだろう。
ちなみに、3位に入ったのは、今年2013年テレビアニメ放送が2クールにわたって行われた「AKB0048(エーケービーゼロゼロフォーティーエイト)」。4票差の僅差で、4位には、サンライズが制作したアイドルアニメ「アイカツ!」がつけた。中間発表時点では、3位につけていた「マクロスFRONTIER」は後半伸びずに6位となり、「超時空要塞マクロス」も7位に。アイドルアニメの元祖ともいえる「魔法の天使 クリィミーマミ」も8位にとどまった。
なお、10位までの最終結果は以下の通りとなっている。
1位 THE IDOLM@STER(アイドルマスター) 294票
2位 ラブライブ! School idol project 235票
3位 AKB0048(エーケービーゼロゼロフォーティーエイト) 84票
4位 アイカツ! 80票
5位 ぷちます! -プチ・アイドルマスター 73票
6位 マクロスFRONTIER 71票
7位 超時空要塞マクロス 58票
8位 魔法の天使 クリィミーマミ 56票
9位 WHITE ALBUM(第1期) 44票
10位 うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000% 38票
その他のランキング結果詳細はこちら。
http://akiba-souken.com/anime/vote_ranking/vote_result/26/