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2014年2月22日に全国公開される、長編アニメ映画「ジョバンニの島」(日本音楽事業者協会創立50周年記念作品)、その予告編ムービーが公開された。
「ジョバンニの島」は、1945年の北方四島における実話をもとに、ソ連軍の進駐によって引き起こされる島民たちの過酷な運命を描いた、劇場版の長編アニメーション作品。
原作・脚本は、TVドラマ「北の国から」の演出や、映画「最後の忠臣蔵」の監督で知られる杉田成道さん。音楽<メインテーマ>を手がけるのは、さだまさしさんという、まさに「北の国から」のゴールデンコンビだ。
アニメーション制作は「攻殻機動隊」シリーズなどでおなじみの「Production I.G」。監督を務めるのは、「イノセンス」「スカイ・クロラ」などを演出した西久保瑞穂氏。さらに、声優には、市村正親、仲間由紀恵、柳原可奈子、ユースケ・サンタマリア、犬塚弘、八千草薫、仲代達矢、北島三郎といった、日本を代表する豪華俳優陣がずらりと名前をつらねている。
ストーリーは、自然豊かな色丹島で実際に起こった小さな兄弟の絆と、生き抜く強さを描いた物語。兄弟の父親・辰夫を演じる市村正親さんをはじめとした豪華キャスト陣が、過酷な運命に翻弄されながらも誇り高く生きる人々を力強く演じている。
本作は、これまであまりきちんと語られることのなかった北方四島をテーマにしたアニメ作品だけに、その内容が注目されるところだが、ぜひこの予告編ムービーを見て、その雰囲気を味わってもらえればと思う。
<「ジョバンニの島」ストーリー>
“カンタ、日本に帰ろう”
1945年、自然豊かな色丹島。父や祖父と楽しく暮らす、10歳の純平と7歳になる弟の寛太。しかし、第2次世界大戦での敗戦と共に穏やかな日々は終わりを告げる。ソ連軍が島を占領し、島の人びとの住み家は奪われてしまったのだ。
それでも次第に心を開きあう、両国の子どもたち。そして純平は、あるロシア人少女・ターニャに恋心を抱く。だが、島の防衛隊長である父はシベリアの収容所に送られ、兄弟は極寒の地、樺太へ。寒さと飢えに苦しみながらも、兄弟は父との再会を想い続けるのだった。
公式サイト http://www.giovannimovie.com
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