家庭用3Dプリンタの体験イベント「SCOOVO体験会」が開催! 複雑な造形物が多数展示

アキバ総研 | 2013年10月08日 18:00
家庭用3Dプリンタの体験イベント「SCOOVO体験会」が開催! 複雑な造形物が多数展示

オープンキューブの家庭向け3Dプリンタの体験イベント「SCOOVO体験会」が10月6日に秋葉原UDXビル4F(UDX GALLERY NEXT-3)で行われた。


ここでは会場に展示された3Dプリンタ「SCOOVO C170」を説明するとともに、実際にプリントされた造形サンプルをフォトレポートでご紹介しよう。



その前にオープンキューブという会社について少し説明しておきたい。このオープンキューブは、実はPCケースメーカーとしておなじみアビーが新たに設立した3Dプリンタの開発/販売会社だ。その同社第1弾となる3Dプリンタが「SCOOVO C170」。

「SCOOVO C170」は、オープンソースの3Dプリンタの設計図を元に、自社技術を組み合わせて開発された量産機だ。主要パーツは日本製で、組み立ても国内工場。サポートは同社が行う、ほぼ国産の3Dプリンタといえる。

イベントでは、その「SCOOVO C170」と、実際にプリントされた造形サンプルをメインに展示。来場者は、造形サンプルを実際に手に取って確認したり、造形中の様子を眺めたりすることができた。

家庭向け3Dプリンタ「SCOOVO C170」。販売価格は約20万円。キューブ型で、本体サイズは376(幅)×404(高さ)×333(奥行)mm。背面にPLAフィラメントを装備し、天板の穴から内部へ通す。左右側面、前面にはメンテナンス用の穴があけられているが、別売のアクリルパネル「セーフティパネル」でフタをすることもできる。ふとしたことで指などを誤って入れてしまわないようにするための配慮だ。ちなみに、このアクリルパネルは風除けとしての効果もあり、風による造形時の乱れを防止する役目もある。PCとのインターフェイスはUSB 2.0。電源はACアダプタ(100V-240V、50/60Hz)。対応OSは、Windows 8/7/Vista/XP。

内部の造形エリアの様子。最大造形サイズは150(幅)×175(高さ)×150(奥行)㎜。プリントヘッドには保護カバーが掛けられている。カバーを取り外すと、そこには右図のようなフィラメントを溶かし射出するノズルが搭載。溶解温度は標準200度で、付属ソフトにより変更可能だ。ノズルが目詰まりを起こしたときは自分で交換できる。なお、ヘッド直下には、テーブル(ブルーのシールが貼られているエリア)が置かれており、ここに造形物がプリントされていく

バンドルされている制御ソフトは「SCOOVO Studio(スクーボスタジオ)」。海外製3Dプリンターの制御ソフトは英語が標準だが、このソフトでは日本語になっている。積層ピッチは最小0.1mm(ほかに0.2mm/0.3mm)で、密度は10%/30%/100%の3段階から選択可能。同社によると、積層ピッチ0.2mm以下で厚みがあるなら、水を入れられる容器をつくることができるという。そのほかソフトではサポート材の有無などを選択できる。入力形式は「.stl」。ちなみに、Gコード作成時はマシンパワーを多く使うそうだ

筺体カラーがブルーとレッドの「SCOOVO C170」。
こちらは、ビックカメラ、ソフマップ、コジマ限定モデルとなっている。オープンキューブの直販でも入手できないレアなモデルだ

樹脂が溶けるときの臭いも少ない農産物由来のPLAフィラメント。色別で10種類が用意されている。1巻1kgで直販価格4,980円 交換用ノズル「NZL-S1」。直販価格は6,300円

プリントヘッドに造形物を定着させるためのテープ。本体内部の台(非加熱式ベッド)に貼り付ける。直販価格1,050円 「SCOOVO C170」専用のアクリルパネル「セーフティパネル」。直販価格は10,500円。
 

以下、会場内で見つけた造形物のサンプル。




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