SK hynix工場火災でDDR3メモリーが急な値上がり! 便乗値上げ懸念する声も

2013年09月18日 20:290

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半導体メモリー大手SK hynixの中国工場火災などの影響により、DDR3メモリーの販売価格が軒並み上昇。秋葉原のPCパーツショップでは前週比で最大20%の値上がりを見せている。



値上がりしているのは、安値品のDDR3メモリーが中心。その中で顕著なのがDDR3-1600のセット品で、デスクトップ用16GBキットは今週に入り12,000円~13,000円台に推移し、前週に比べて1,000円~2,000円ほど値上がりした。また、8GBキットも6,000円台から7,000円前後にシフトしている。

この動きは価格.comのメモリーカテゴリも同様で、CFD製16GBキット「W3U1600HQ-8GC11」においては、前週比の最安値より+1,292円(記事執筆時の販売価格は13,200円)上がっていることを確認できた。

海外の一部メディアの報道によると、火災が起きたSK hynixの中国工場は、10月に生産再開され、11月にも通常の水準に戻るという。こうした背景を理由に当分は価格上昇が進む見通しで、複数のショップからは、「(工場の具体的な被害状況がわからないため)便乗値上げが起これば、さらに拍車がかかってくるかもしれない」と懸念する声も出始めている。

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