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9月14日に劇場上映が始まるアニメ「コードギアス 亡国のアキト 引き裂かれし竜」だが、先行上映会が8月31日に行われた。
アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」の第1期と第2期の間を時代背景にした最新作として4章構成で制作されている「コードギアス 亡国のアキト」。2012年8月に劇場上映された第1章「翼竜は舞い降りた」は興収1.75億円、BD/DVDは約5万枚を売り上げるヒットを記録。ファン待望の第2章「引き裂かれし翼竜」は9月14日より全国36館で劇場上映が行われる。
8月31日に行われた先行上映会は、東京・神奈川・大阪・名古屋・北海道という5都市での開催。特に、シネマサンシャイン池袋は、舞台挨拶が行われることもあってチケットは争奪戦に。駆けつけたファンたちは、レイラ・マルカル役の坂本真綾さん、佐山リョウ役の日野聡さん、成瀬ユキヤ役の松岡禎丞さん、シン・ヒュウガ・シャイング役の松風雅也さん、アシュレイ・アシュラ役の寺島拓篤さん、赤根和樹監督、河口佳高プロデューサーのゲスト7人を大歓声で迎えた。
まず、坂本さんは、wZERO部隊の司令として最前線に初出撃した感想について、「心意気は見せられたのかな」と満足な様子。また、「なんか、面白いこと言わないの?」という坂本さんの無茶振りに対し、松岡さんは返答に困りながらも2章を独自に説明し、ファンを喜ばせた。一方、日野さんは、「アキトとのリンクで、3人が『死ね、死ね』と連呼する場面はすごく迫力があった」と話をまとめた。
ここでユーロ・ブリタニアの2人にマイクが渡り、アキトとシンが兄弟だったという衝撃の事実が話題に。今後の展開を聞かれた松風さんは、「今回、自分のスリーサイズ、年収、なんでも答えるが、僕と監督のプライベートに関することだけは一切NG」と宣言して会場を沸かせた。寺島さんは、アシュレイ・アシュラという役どころについて、「噛ませ役感がハンパないんですが、戦闘シーンは見所満載で、僕はもう2~3回見てます!」と興奮交じりに紹介。「エンディングのイラストの中にも彼の過去が垣間見えるものもあります!」とアシュレイと同じポーズをとるなど、ノリノリだった。
赤根監督からは、シンが乗る煌びやかなナイトメアの名前「ヴェルキンゲトリクス」が実はローマと戦ったガリアの勇者の名前だということが明かされたほか、「亡国のアキト」という作品全体について、「人間模様が複雑で、それをどのように各60分で、かつ4章にまとめていくかが、なかなかに難しい」とコメント。今回の第2章は、アフレコ時のフィルム尺はもう少し長かったがひとつもカットすることなく入れ込んだという。もちろん、息をもつかせぬアクションシーンが見どころとのこと。
そして、話題はこれまでの予告映像にも登場せず、第2章の本編で突如現れた謎の新キャラへ。「あれは誰ですか?」という問いに対し、河口プロデューサーは「ジュリアス・キングスレイという初登場のキャラです」と回答。スザクと一緒にいたが「ブリタニアから優秀な軍師が派遣されて、その護衛にスザクがついてきました」という。また、第1章の予告に登場していたC.C.が第2章で登場していない点について、「C.C.にはこの次にご登場いただく予定で、その代わりに皇帝に銅像でご登場頂きました」と答え、会場の笑いを誘った。
最後は、「声を大にして宣言したいことがあります!ユキヤ、リョウ、アヤノ、4章までは生きていたいな」「いや、生きる!!!」「ただ、アキトを守って死ぬのもいいかな」「いや、生きる!!!」という松岡さんの決意表明に歓声があがり、舞台挨拶は大盛況のうちに終了した。