【製品レビュー】ゲーム機だけじゃない!iPhone/iPadの画面キャプチャーも可能なAVerMedia「Game Broadcaster HD」を使ってみた

2013年08月08日 22:000

専用キャプチャーソフト「RECentral」のセットアップ


ひととおり接続を確認した後は、ドライバと専用ソフト「RECentral」のインストールとなる。いずれも、パッケージには付属しておらず、AVerMediaのサイトからダウンロードする。内容を確認して次に進めればインストールは完了だ。

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ドライバと専用ソフトウェを公式ページからダウンロード ダウンロードしたファイルを解凍して実行
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セットアップ「完全」を選んで次に進める セットアップの途中にWindowsのセキュリティ警告画面がポップアップするが、「インストール」を選び作業を続ける

3つのメニューで初心者から上級者まで対応する「RECentral」
キーボードショートカットも設定可能


専用キャプチャーソフト「RECentral」には、初心者向け、経験者向け、熟練者向けの3つの設定メニューが用意されている。順番に、簡単設定、カスタム設定、詳細設定という位置付けで、各メニューにより設定できる項目が異なる。特に、初心者向けは接続デバイスを選んで「開始」ボタンを押すだけで画面が表示された。これまで一度もキャプチャー機器を触ったことがないユーザーでも割と簡単に扱えるのは大きな魅力だろう。

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付属のキャプチャーソフト「RECentral」 「初心者向け」では、使用するデバイスの種類を選んで「開始」ボタンを押すだでけでキャプチャーできる。今回は「iPad mini」を使用しているため、「スマートデバイス」を選択した

いっぽうで、経験者/熟練者向けには、映像や音声ソースが調整できるほか、録画オン/オフのキーボードショートカットも設定できる。フリーのキャプチャーソフトに慣れているユーザーでもスムーズに設定できる。

なお、「RECentral」には、通常のキャプチャーを行う録画モードのほかに、映像をライブ配信するモードも搭載。録画モードを踏襲しているため大きな違いはないが、ファイルフォーマットがFLV(Flashファイル)になっている。

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「経験者向け」モードでは、ファイルフォーマットや音声/映像のビットレート、明るさやコントラストの調節も可能 ショートカットキーの設定画面

実際に、初心者モードでiPad miniの画面キャプチャーを行ったときは、以下のようなかたちで動作する。



まとめ


以上、AVerMedia「Game Broadcaster HD」を使ってみたレポートをお届けした。ゲーム機にとどまらず、iPhone/iPadの画面を簡単に録画できるところは魅力だが、Android端末への対応がうたわれていないのは惜しい。とはいえ、店頭価格は1万円前後になっており、専用ソフトが付属したフルHD対応キャプチャー機器としてはかなりお買い得感がある。また、初心者から上級者まで手軽に扱えるのも大きなメリットだ。

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※記事中に記載の税込価格については記事掲載時のものとなります。税率の変更にともない、変更される場合がありますのでご注意ください。