「GeForce GTX 760」搭載ビデオカードが一斉発売! 実売約3万円のミドルレンジモデル

2013年06月26日 15:490

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NVIDIAのデスクトップ向け新型GPU「GeForce GTX 760」を搭載したビデオカードが一斉発売となった。




「GeForce GTX 760」は、先日発売された「GeForce GTX 770」の下位モデルにあたるGPUで、コアには「GeForce GTX 770」と同じ「GK104」を採用。

スペックは、「GeForce GTX 770」と比較してCUDAコア数が1536基から1152基、コアクロックは1046MHz(ブースト時1085MHz)から980MHz(ブースト時1033MHz)、メモリクロックは7Gbps(データレート7010MHz相当)から6Gbps(6008MHz相当)にダウンしている。

搭載メモリは「GeForce GTX 770」と同じGDDR5(バスインターフェイス256bit)で、容量は2GBもしくは4GB。モニタ出力端子は、DVI×2、DisplayPort×1、HDMI×1。補助電源コネクタは6ピン+6ピン。TDPは170Wとなっている。

今回発売となったのは、GALAXY、GIGABYTE、Palit、ZOTAC、玄人志向の5メーカーの製品で、全モデルがオーバークロック仕様となっている。クーラーはZOTACのみリファレンス仕様と思われるものを採用しており、そのほかのメーカーはオリジナルタイプを搭載。なかでもGIGABYTE製モデルには、冷却性能の高い3連ファンタイプクーラー「WIND FORCE」が採用されている。また、取材時に販売を確認できた製品は、すべてメモリ2GBモデルとなっていた。

なお補助電源コネクタは、PalitとZOTACのみ6ピン+6ピン構成で、GIGABYTE、玄人志向、GALAXYは8ピン+6ピン。本体はいずれも2スロット占有型。

店頭価格は、29,980円(ZOTAC製)~34,980円(GIGABYTE製)。前モデルである「GeForce GTX 660 Ti」とほぼ同じ3万円前後で購入できるため、手ごろなミドルレンジビデオカードの購入を考えている方にはピッタリのGPUだろう。

 
各製品の取り扱い店と販売価格は次のページにて。

画像一覧

  • リファレンスクーラーを採用すると思われるZOTAC製GeForce GTX 760(次のページに続く)

  • モニタ出力端子構成(ZOTAC製GeForce GTX 760、次のページに続く)

  • 基板(ZOTAC製GeForce GTX 760、次のページに続く)

  • パッケージ(ZOTAC製GeForce GTX 760はここまで)

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