「有頂天家族」、京都南座初のアニメイベントを開催! 先行上映で原作者・森見登美彦:「京都の町が美しく、作品の中に引き込まれました」

2013年06月17日 10:550

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・櫻井孝宏(下鴨矢三郎 役)
京都には修学旅行で初めて来て以来、時々ひとりでふらっと来るんですよ。ぼんやりとできる好きな街ですね。僕の演じる矢三郎も、ふんわり、ぼんやりとした憎めないキャラなんです。だから作りすぎず自然体で演じられました。この作品を見て「京都に行きたいな」と思ってもらえると嬉しいですね。


・諏訪部順一(下鴨矢一郎 役)
(南座の舞台は)本当にいい眺めです。いい体験をさせていただきました。矢一郎は長男で、弟たちを思いつつ偉大な父の後を継ごうとするんですが、責任感が空回りして「イーっ」となるいいキャラなんです(笑)。家族愛を描いた、本当に心温まる作品なので…ほんまにええ話やで~(と京都弁で場内を爆笑させる)。


・吉野裕行(下鴨矢二郎 役)
カエルの矢二郎です。井戸に引きこもってます(笑)。1話から活躍してますので(とジョークを連発)。今日はすごく緊張しました。だってはじめてじゃないですか、南座でアニメのイベントって。原作を読まれている方もアニメから入られた方も、最後まで見ていただければ何か残ると思いますので、是非楽しんでください。


・中原麻衣(下鴨矢四郎 役)
京都という街は趣がありますよね。おばあちゃんの家に来たみたいな、くつろいだ気持ちになれるところで。矢四郎もお兄さんたちに愛されていて、おんぶにだっこな、にぎやかし(笑)のようなキャラクターなんです。あまり物語の本筋には関係しないかな? でもやるときはやるぞ、と。


・能登麻美子(弁天 役)
ひと言で言うと、弁天はちょっと敵にまわしたら恐ろしいかな(笑)。何を考えているか今ひとつつかめないキャラクターで。矢三郎との関係にも注目して見てもらえるといいなと思いますね。作品としてもファンの方々に楽しんで見ていただけると、とても嬉しいですね。


・吉原正行(監督)
(第1話のクオリティの好評を受けて)最後までこのテンションをもたせられるかな…(笑)。原作を読んだ時に思ったのは「これアニメにするの? 大変だな」と。原作ファンとの共有できる画面をどう作ろうかと考えて、1ヶ月くらいロケハンして、取材写真は1万枚を超えたと思います。期待してください。


・堀川憲司(P.A.WORKS)
通常、ウチが手がけた作品のファンはほとんど男性なので今日は(観客を見て)「本当にウチの作品なのか?」と驚きました。原作を読んで涙して、わくわくして、映像化するならアニメしかないなと。
先生の記憶の中にある美しい京都を描きたいなと思います。


・森見登美彦(原作者)
アニメ版を観て、京都の町が美しく、作品の中に引き込まれました。学生の頃、京都にいたのですが、たまたま狸が走っていったのを見て、いずれ書きたいなと思ってたんです。で、狸だけじゃなく天狗もからめたいなと。自分の青春とはかなり違いますが、他の作品と比べて特別な作品なんです。

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有頂天家族

有頂天家族

放送日: 2013年7月7日~2013年9月29日   制作会社: P.A.WORKS
キャスト: 櫻井孝宏、諏訪部順一、吉野裕行、中原麻衣、能登麻美子、井上喜久子、石原凡、佐倉綾音、梅津秀行、飛田展男、西地修哉、畠山航輔、樋口武彦
(C) 森見登美彦・幻冬舎/「有頂天家族」製作委員会

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