AMDの新APU「Richland」がデビュー! 「A10-6800K」「A10-6700」など5モデル発売に

2013年06月05日 21:360

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

AMDのデスクトップPC向けAPUから新Aシリーズが登場。 モデルナンバー末尾に“K”が付く倍率ロックフリータイプなど計5モデルが発売となった。


製品は、4コアで上位ランクの「A10-6800K」「A10-6700」と下位ランクの「A8-6600K」「A8-6500」、2コアの「A6-6400K」。いずれも、Socket FM2を採用する。

「Richland」は、前世代のTrinityと同じ“Piledriver”コアを採用した新APUで、Trinityのマイナーチェンジモデル。動作クロックが向上したのと、内蔵GPUがRadeon HD 7000DシリーズからRadeon HD 8000Dシリーズに強化されているのも特徴だ。

各モデルの内蔵GPUは、A10がHD 8670D、A8がHD 8570D、A6がHD 8470D。GPUクロックは、A10とA8-6600Kが844MHzで、A8-6500とA6-6400Kが800MHzとなっている。各製品の主な仕様は以下のとおり。

「A10-6800K」…4コア、4.1GHz/4.4GHz、4MB、HD 8670D(384SP、844MHz)、100W
「A10-6700」…4コア、3.9GHz/4.2GHz、4MB、HD 8670D(384SP、844MHz)、65W
「A10-6600K」…4コア、3.7GHz/4.3GHz、4MB、HD 8570D(256SP、844MHz)、100W
「A10-6500」…4コア、3.5GHz/4.1GHz、4MB、HD 8570D(256SP、800MHz)、65W
「A10-6400K」…2コア、3.9GHz/4.1GHz、4MB、HD 8470D(192SP、800MHz)、65W
※スペックは順に、コア数、ベースクロック/Turbo Core時、キャッシュ、内蔵GPU、TDP

ちなみに、機能面については、自動オーバークロック機能「Turbo Core 3.0」や、内蔵GPUと外付けGPUを連携させてパフォーマンスを上げる「Dual Graphics」を従来どおり搭載している。

なお、メモリーは最上位モデル「A10-6800K」のみDDR3-2133対応。ほかはこれまでどおりDDR3-1866対応となっている。

画像一覧

ログイン/会員登録をしてこのニュースにコメントしよう!

※記事中に記載の税込価格については記事掲載時のものとなります。税率の変更にともない、変更される場合がありますのでご注意ください。