週刊アキバメシ(秋葉原の食事処情報) 2013年4月第1週号

2013年04月12日 19:400

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■五目味噌タンメン@蒙古タンメン中本 御徒町店







950円。

JR御徒町駅ガード下のラーメン横丁にある、人気ラーメン屋の支店。休日は昼夜問わず、行列がある。

「北極ラーメン」(辛さレベル9)と「冷やし味噌ラーメン」(辛さレベル10)は何度も紹介したので、今回は「五目味噌タンメン」を注文。"ゴモミ"こと「五目味噌タンメン」は、中本では(たぶん)片手で数えるほどしかない"都度調理(※)"メニューであるため、ラーメン系メニューでは最高額となっている。ちなみに、辛さレベルは8。調理担当スタッフが何度も何度も味見をしながらていねいに作っていたのがとても印象的だった。

※大抵のメニューは、あらかじめ煮込んである野菜入りスープと何種類かの辛味スープを合体させるだけ(="仕込調理")であるのに対し、ごく一部の都度調理メニューは注文を受けてから肉・野菜・香辛料などとスープを中華鍋で別途炒めて調理する。そのため、作る人によって味や辛さが大きく変わる…らしい。

まず、スープの色はさほど赤くなく、白濁気味。そして、直前まで中華鍋のなかで沸騰していたので、かつてないほどの激熱。ゴマ油がほのかに香る。味は、炒め野菜とゴマ油による香ばしさが特徴的で、深みのある味わい。辛味はたしかに北極/ヒヤミよりは抑えめだが、超絶高い温度もあって、入口も出口も強烈。都度調理メニューならでは(?)の豊かな香辛料の風味のほか、キレがある上にその後もジンワリと~、という新鮮な辛さも体感できた。具はたっぷりで、豚肉の割合がとても高く、野菜にはシャキシャキ感も残っていた(通常は100%クタクタ状態)。麺の種類や量は変化ナシ。

全体量が多いため、コストパフォーマンスは可もなく不可もなく。価格が高くて提供速度も遅いが、食べ応えや味わいは全メニューのなかでもトップクラスなので、中本ファンは一度試してみると良いだろう。

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