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4月6日に放送が始まったTVアニメ「惡の華」のキャラクターデザインと実写キャストが公開となっている。
「惡の華」は、別冊少年マガジンに連載中の押見修造さんによるマンガを原作としたアニメ作品。ボードレールに心酔する中学2年の男子が思春期特有の幻想や苦悩で揺れ動く様子を描いている。
<ストーリー>
ボードレールに心酔する少年、春日高男。抗いきれぬ衝動のままに、密かに想いを寄せる佐伯奈々子の体操着に手を掛けたその時から、彼の運命は大きく揺れ動くことになる。その行為の一部始終を目撃した、仲村佐和の手によって……。閉鎖的な小さな街のなかで鬱積してゆく思春期特有の若者たちの激情はどこへ向かうのか。これは誰もがいつかは通る、あるいは既に通り過ぎた、禁断の青春白書である。
放送が始まったアニメ版は、原作の絵柄とまったく異なるキャラクターデザイン&全編ロトスコープによる"リアルすぎてアニメーションとしては逆に不自然に感じてしまうほどヌルヌルした動き"で話題に。ロトスコープは、実際に撮影した実写映像ををトレスしてアニメーションにするという手法で、ノイタミナアニメ「空中ブランコ」において声優本人をもとにしたキャラの表情アップシーンなどで使われたことでもおなじみ。ただ、実写での撮影という工程が入るため、全編通して採用されるのは極めて稀(日本では史上初?)。そして今回は、原作の面影が皆無のキャラクターデザインとあわせて、多くの視聴者が「気持ち悪い」と評する結果に繋がっている。その一方で、コアなアニメファンからは「驚きをくれるのは嬉しい」といった声も。
そんな本作だが、9日にキャラクターデザインと実写キャストが公開に。主人公・春日高男については、声優キャストと実写キャストが同一人物で、原作者も「どうして春日をあんなにも生々しく、気持ち悪く演じられるのか。すごいと思います。」と絶賛コメントを綴っている。