ニコニコミュージカル「千本桜」、顔合わせレポート! はるきゃん(初音ミク役):「たくさん意見を頂いて、いいものを創り上げていけたら」

2013年02月18日 12:400

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2月11日に都内で行われた顔合わせには、出演者・スタッフ一同が集合。ほぼ全員が揃うのはこの日が初めてで、主演の加藤和樹さんは「今回はボカロ楽曲の舞台化ということで、僕も分からないことが多いので、皆で助け合って、お互い高め合っていく舞台が創れればいいなと思っています」と挨拶。続く石田晴香さんは、「舞台に出演して、演技をするというのは、実は今回が初めてです。そのため緊張していますが、皆さんに沢山意見等を頂いて、いいものを創り上げていけたらと思っています」とコメントした。


スタッフ陣からは、演出の茅野イサムさんが「最後まで皆で頑張って、いいものを作り上げましょう!よろしくお願いします!」と気合のコメント。プロデューサーの片岡義朗さんからは、「原作者の一人、一斗まるさんは、3月11日の東日本大震災を境に少しでも日本を元気づけられる作品にしたいと思い、日本への愛国心をめいっぱい詰め込んだイラストを描いたと聞いています。だから今回の舞台化にあたっても、国が荒れ果てたとしても、日本には華やかな、桜が咲く華やかな街並があるんだということが伝わるように描きたいと思いました。この作品の登場人物達にはこの国をどうにかしたいという気持ちが皆にあります。」と、あらためて「音樂劇 千本桜」の企画背景が語られた。


その後、初の台本の読み合わせでは、一発目とは思えぬほど息の合った掛け合いを見せる一幕も。なお、本公演では、ボカロ楽曲「千本桜」のみならず、舞台用に作曲されたオリジナル楽曲や殺陣もある予定。3月13日の初日にどんな「千本桜」の世界が繰り広げられるのか、ファンならずとも気になるところだ。

 

 

◆ニコニコミュージカル第10弾『音樂劇 千本桜』公演概要

日時:2013年3月13日(水)~3月24日(日)全17ステージ(予定)
場所:銀座博品館劇場
原作:『千本桜』 黒うさP/一斗まる
原曲: http://www.nicovideo.jp/watch/sm15630734
演出:茅野イサム
脚本:三井秀樹
出演者:加藤和樹 石田晴香 / 富田麻帆 市川美織 長谷川愛 / 高崎翔太 鳥越裕貴 /湯澤幸一郎 小林健一 / 岸祐二 他
あらすじ:
西暦2011年、和暦大正 100年。ここは今もなお大正時代が続く平行世界。長きに渡る世界大戦は世界各地で起こる異常気急や大災害により停戦状態が続いていた。旧帝都東京も『大正兇変』と呼ばれる大災害により、一時壊滅状態に陥るも、その名称を新帝都『桜京』と改め、現在では人々のたゆまぬ努力の甲斐あって、新帝都として奇跡的な復興を遂げつつあった。しかし光ある所には影が色濃く浮かび上がる。大正兇変を境に生じた歪な世界。古式ゆかしい大正浪漫の風情をたたえるこの新帝都にも、多数の怪現象や悪事が横行していたのである。若き軍人・靑音海斗は、桜京の象徴『千本桜』を巡る陰謀に巻き込まれて行く…。


「ニコニコミュージカル」は、ドワンゴが主催・企画制作を行うミュージカルです。これまで劇場でしか観ることができなかった公演を、コメント付きで楽しめる日本最大級の動画サービス「niconico」にて生放送を行い、また、タイムシフト機能で別時間に視聴を楽しむことが出来ます。実際に劇場で観劇することができる「リアルチケット」と、ネットで公演を楽しむ「ネットチケット」の2種類を発売し、劇場ではリアルの興奮を、ネットではコメントを通じた時間とコミュニケーションの共有をお楽しみいただけるのが特徴です。


(C) WhiteFlame/一斗まる
(C) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net

 

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