アニメオタク男性に関するアンケート調査結果が発表に! 他ジャンルより強い自己認識で隠れオタは1割、非3次元派は3割強のみ

2013年01月23日 11:370

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株式会社ハピネットより、アニメオタクに関するアンケート調査の結果が発表された。

 




これは、TVアニメ「戦姫絶唱シンフォギア」の公式キャラクターアプリ配信を記念して、全国の20歳~49歳の男性にインターネット調査を実施した結果をまとめたもの。実施機関は株式会社ネオマーケティングの「iResearch」で、調査期間は2012年12月14日~17日。総回答数2561人のうち、有効回答数は500人。

以下、調査結果(ハピネット調べ)より。




20代~40代の日本人男性の過半数が"オタクである"ことを自覚?
SC1. あなたは自分をヲタクだと思いますか。 (事前選別・単数回答) 【N=2561】
自分をヲタクだと思うか聞いたところ、「完全にヲタクだと思う」8.1%、「ややヲタクだと思う」24.1%、「どちらかといえばヲタクだと思う」22.1%と、過半数の54.3%が「ヲタクだと思う」という回答でした。

 

ジャンルの中では、アニメが1位
SC2. あなたはどのジャンルのヲタクですか。 (事前選別・複数回答) 【N=1390】
自分をヲタクだと思う人を対象に、どのジャンルのヲタクなのか聞いたところ、1位「アニメ」41.5%、2位「漫画」31.5%、3位「ゲーム」28.6%という結果でした。尚、その他は、「ガンダム」、「パソコン」、「音楽」、「映画」、「ミリタリー」、「釣り」、「模型」などの回答が多くありました。

 

自分を「完全にオタク」だと思っているアニメオタクは66.5%
SC3.「自分をヲタクだと思いますか」×「どのジャンルのヲタクですか」 (SC1×SC2) 【N=1390】
前述のスクリーニング(事前選別)の結果をクロス集計したところ、「完全にヲタクだと思う」割合は1位「アニメ」66.5%、2位「漫画」53.9%、3位「ゲーム」43.7%という結果になり、アニメヲタクの人は他のジャンルと比較すると、ヲタクという自己認識を高く持つ人の割合が多いようです。

 



------ここから先は、アニメオタク500人をセグメントした上での調査------

 



3次元(=実際の女性)を選ばないアニメオタクは3割強
Q1.あなたは2次元、2.5次元、3次元、どの女性が好きですか。 (単数回答) 【N=500】
アニメヲタクの男性500人に2次元、2.5次元、3次元、どの女性が好きか聞いたところ、「2次元」23.0%、「2.5次元」9.6%、「3次元」65.8%と、3割強が実際の女性(3次元)を選びませんでした。尚、その他には、「全て好き」、「区別していない」、「特にこだわりはない」などの回答がありました。

 

Q2.前問の回答理由を教えてください。 (自由回答) 【N=500】

2次元の女性が好き
・「中の人も魅力的ですがあくまで作品を好きになるのでその中のキャラが好き」(39才・男性)
・「3次元の女性と付き合ったことがないから」(32才・男性)
・「現実の人間は嫌いなので」(43才・男性)
・「一番理想に近いと思うから」(21才・男性)
・「年をとらないし劣化しないから」(40才・男性)
・「癒しを与えてくれるから」(35才・男性)
・「3次元には相手にされないため」(35才・男性)

2.5次元の女性が好き
・「アニメの声を当てている時も、イベントなどで実際に会うのも両方好きなので」(35才・男性)
・「魅力あるキャラクターをさらに輝かせる声優が好きだから」(38才・男性)
・「ラジオ等での声優さんの素の言動が好きだから」(36才・男性)
・「幻想を抱かせるような3次元の女性」(29才・男性)
・「2次元では物足りない。3次元では生々しすぎる」(41才・男性)
・「空想と現実のはざま」(26才・男性)
・「3次元は不要」(32才・男性)

3次元の女性が好き
・「アニメに出てくる女性と現実の女性とは別の好きな気持ちがあるので」(31才・男性)
・「自分で言うのも変だが、いわゆるリア充なので」(45才・男性)
・「2次元はあくまで2次元。好きになる対象は3次元」(36才・男性)
・「同じ時間、同じ経験を現実世界で一緒に出来るから」(23才・男性)
・「2次元や2.5次元は共有性が高いので面白くないから」(48才・男性)
・「アニメの女性は理想的で魅力だが、感情がありスキンシップ出来る方が良い」(49才・男性)
・「単純に好きなのは2次元、2.5次元であっても、パートナーとしては3次元」(25才・男性)

その他
・「女はどれも好きだから」(35才・男性)
・「それぞれに良さ悪さがあると思うから」(33才・男性)
・「3次元と2.5次元の区別、好きの意味が明確ではないため」(21才・男性)

 

自分がオタクであることを隠している"隠れアニメオタク"は11.0%
Q3. あなたはご自分がヲタクであることを周囲に言っていますか。 (単数回答) 【N=500】
自分がヲタクであることを周囲に言っているか聞いたところ、「特に隠していない・自ら公言している」24.2%、「聞かれたら言う」51.8%、「親しい友人にだけ言っている」12.2%、「隠している」11.0%、「その他」0.8%という結果でした。日本においては、ヲタク(アニヲタ)は市民権を得ているようです。尚、その他には、「気にしていない」、「ヲタクだとは思うが隠しも公言もしない」といった、ヲタクであることが平常通りの自然な様子が伺える回答がありました。

 

Q4. 前問の回答理由を教えてください。 (自由回答) 【N=500】

特に隠していない・自ら公言している
・「自分では問題ないレベルだと思っているので」(47才・男性)
・「隠すも何も友達いないもんで」(43才・男性)
・「それがマイナスにならないから」(25才・男性)
・「以前はオタクに市民権が無かったが今はあるから」(44才・男性)
・「隠す必要がないし、それによって話しが広がるから」(25才・男性)
・「隠すようなことではないし、話しとしてみんなが食いつくから」(45才・男性)

聞かれたら言う
・「ヲタク以外にも趣味があるから、恥ずかしくない」(42才・男性)
・「こちらからアニメの話題について話す必要がないから。隠すつもりはない」(36才・男性)
・「隠す必要もないし、積極的に公開する必要もない」(45才・男性)
・「あまり自慢できるほど、オタクではないから」(36才・男性)
・「オープンにしすぎるのもマズイので。(人に来てもらわないといけない仕事だから)」(23才・男性)
・「恥ずかしいのと偏見を持って見られそうだから」(22才・男性)

親しい友人にだけ言っている
・「同じような趣味だから」(35才・男性)
・「気の許せる友人以外には言う必要はないし、変に思われたくもないから」(40才・男性)
・「世間の目は厳しい」(32才・男性)
・「親しい間柄以外でヲタクな人がいないから」(36才・男性)
・「仕事柄、その手の話題に付いていける人がいないから」(35才・男性)
・「人間関係が壊れるから」(40才・男性)

隠している
・「共通の趣味を通して友を増やしたいと思わないので言う必要がない」(41才・男性)
・「そもそも話す相手がいない」(29才・男性)
・「恥ずかしいから」(21才・男性)
・「偏見の目で見られるのが嫌だから」(48才・男性)
・「世間ではまだ認知されていないから」(36才・男性)
・「風当たりが強い」(24才・男性)

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