「Lian-Li EXPO 2012」が開催！ Mini-ITXケースなど新製品が多数登場

【ミドルタワー～大型ケース編】


●MicroATXケースでも大型の簡易水冷キットが装着できる「PC-A02」

MicroATXケースの新モデル「PC-A02」も登場。簡易水冷クーラーの取り付けを前提としたモデルで、ラジエーターを本体内部の前面側に搭載可能。サイズは120mmファン×2基までとなっており、MicroATXケースながら大型の簡易水冷キットも使用できる。

ちなみに、HDDホルダは取り付け位置を変更可能で、水冷キットを搭載するときは標準の位置より少し後方にバックして固定する仕組みとなっている。



●2013年Lian-Liのスタンダードモデル「PC-A18」

「同社の2013年モデルの標準仕様となるミドルタワーケース」と紹介されていたのが「PC-A18」。

このケースのユニークなところは、マザーボードの台座に3本のフレームを組み合わせたものを採用すること。通常のPCケースで採用しているプレート（板）状の台座とは異なり、マザーボードの冷却効率を高めているほか、裏配線しやすい構造になっているという。また天板には簡易水冷キットを取り付けできる。



●ビデオカードを徹底冷却！　高冷却仕様の大型ケース「PC-V850」

「PC-V850」は、拡張カードスペースと3.5インチシャドウベイのそれぞれに専用の冷却ファンを搭載することができるE-ATX対応の大型ケース。

拡張カード側に140mmファンを最大4基、シャドウベイ側に140mmファンを最大2基搭載できる。ファン取り付け部は、両開きドアのようになっている。また、「PC-A18」と同様、フレーム状の台座を採用するのもポイントだ。

このほか、ケースには各種ギミックを搭載。本体の後部足にはキャスターを装備し、ちょっとした移動なら簡単に行える。また、サイドパネルには手軽に取り外しができるロック機構を装備する。