PS3が弁当箱に!? SCE純正「PS3重箱」が登場、漆塗り仕様の超本格モデル

2012年12月14日 11:340

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ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンによる、PlayStation 3型の重箱が発表された。




これは、人気ゲーム「FINAL FANTASY」「METAL GEAR」シリーズの生誕25周年記念として始動した「究極のキャラ弁」プロジェクトが生み出した製品。同プロジェクトは、名シーンやゲームキャラクターを"キャラ弁"で表現し、両ゲームの制作スタッフに届けることが目的。弁当箱は、職人の技でPS3を限りなく再現し、漆塗りを施した超豪華仕様の重箱となる。

 

制作はまず、PS3をモチーフに、縦230mm×横290mm×高さ145mm、上下2段のお重を設計。本体部分には杉材を用い、直線と曲線からなる美麗なラインは木工職人によるハンドメイド加工を実施。お重の天板に当たる部分はレーザー加工による0.1mm単位の削り出しを行い、PS3のロゴマークも実機さながらに再現した。

こうして完成した重箱の木型に、実機の質感をプラスするため、京都の漆職人にバトンタッチ。お重の表面と内面に丁寧に漆を何層にも塗り重ねた結果、伝統工芸品に負けない仕上がりに。側面と内面には漆を塗っては拭き取る作業を繰り返す「吹き漆」という技法で鏡面さながらの輝きを出した。一方、細かいモールドが施され、手触りに特徴がある天板上部にはざらつきのある和紙を利用した「一貫塗り」という技法を応用。さらに、「PS」ロゴマーク部は銀箔を使用したという。そして、2種類の塗りを組み合わせることで、こだわり抜いた漆仕上げのPS3型重箱が完成。

もちろん、「究極のキャラ弁」ということで、料理の食材も一流のものを使用。5つ星お米マイスターの称号を有し、各生産地の特徴を生かした米のブレンドも手掛ける、"日本一有名なお米屋さん"こと「ズズノブ」が米をセレクト。お米日本一コンテストで最優秀賞に輝いた「土佐 天空の郷 ヒノヒカリ」や今回のキャラ弁用にスペシャルプレンド米を用意した。玉子は、埼玉県・秩父の山奥で生産される、1個500円という超高級品「輝」を使用。しょうゆは、島根県・松江で百年以上経過した木桶によって熟成されるというカネモリ醤油の高級品。すべて「究極のキャラ弁」スタッフが現地に入り、目と舌で確かめた逸品だという。このほか、驚きのギミックはほかにも多数用意しているとのこと。

なお、「FINAL FANTASY」「METAL GEAR」シリーズの制作陣へ向けた、ファンからの感謝のメッセージも募集している。応募は、12月16日まで。

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