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アニメ映画「ねらわれた学園」(11月10日公開予定)の完成披露試写会が19日に丸の内ピカデリー2で行われた。
1981年に薬師丸ひろ子さん主演で映画化、翌年には原田知世さん主演でドラマ化されるなど、計6回にわたり実写化されてきた眉村卓さんによる名作小説を新解釈でアニメ化した本作。大のアニメ好きで知られる"まゆゆ"ことAKB48の渡辺麻友さんがアニメ映画としては初の主演声優を務めることでも注目を集めている。
完成披露試写会での舞台挨拶には、ナツキ役・渡辺麻友さん、ナツキの幼なじみの関ケンジ役・本城雄太郎さん、中村亮介監督の3人が登壇。以下のように、見どころを語った。また、渡辺さんによる主題歌「サヨナラの橋」の初披露ライブも行われるなど、会場は公開初日さながらの盛り上がりを見せていた。
・渡辺麻友さんコメント
ナツキちゃんは明るく元気で、運動神経抜群な女の子です。私は運動が苦手なので役とかけ離れているなと思ったのですが、アフレコのときはナツキちゃんに近づけるように元気いっぱいに演じました。
映像がどのシーンもすごく綺麗で、忘れていた大切な何かを思い出させてくれるようなメッセージが込められています。ナツキがケンジに想いを伝えるシーンはとてもこだわって演じたので印象に残っていますね。
・本城雄太郎さんコメント
ケンジは毎日楽しく生きているような子なので、そこを上手く表現できるように練習しました。この映画は映像と同じくらい音楽が本当に素敵です。僕は男子校の高校生なので、(映画のように)女子がいる学校は憧れますね。あと青春っていいなって感じました。
京極と初めて出会うシーンはとても綺麗なので、印象に残っています。あの桜のシーンは鎌倉の長谷寺が舞台で、先日僕も行ったのですがすごくいい場所でした。みなさんも鎌倉に遊びにいってみてください。
・中村亮介監督コメント
渡辺さんも本城くんも演じた役とかけ離れてるとお話ししていましたが、僕は二人の中にナツキっぽいところ、ケンジっぽいところがあったと思っています。アフレコはすごく長かったのですが、二人ともすごく頑張ってくれました。
素晴らしいキャスト素晴らしいスタッフに巡り合えてこの作品が出来上がりました。みんなの想いが皆さんに届けばいいなと思います。