アサリぶちまけ経験をカミングアウト!? 「坂道のアポロン」全話劇場上映イベントに声優陣が登場

2012年06月25日 13:150

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以前お伝えしたとおり、TVアニメ「坂道のアポロン」の全話一挙上映イベントが6月24日に開催された。



※TVアニメ「坂道のアポロン」については以下を参照。
アキバ総研アニメ‐「坂道のアポロン」作品詳細
カウボーイビバップの渡辺信一郎×菅野よう子! 「坂道のアポロン」、メインスタッフ発表


最終話の放送(6月28日~)を前に、第1話から最終話までを一挙に劇場上映するという珍しい形式の本イベント。当日は300人を超える「坂道のアポロン」ファンが集結し、大盛況となった。また、以下のとおり、西見薫役・木村良平さん、川渕千太郎役・細谷佳正さん、桂木淳一役・諏訪部順一さんによるトークイベントも行われた。

なお、 7月27日にはBD/DVD第1巻が発売となる。

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左から、諏訪部順一さん、木村良平さん、細谷佳正さん


6月24日(日)お台場シネマメディアージュ スクリーン2で開催された「坂道のアポロン」 meets お台場シネマメディアージュ迫力の大スクリーンで全話イッキミ&最終話先行上映!&木村良平・細谷佳正・諏訪部順一トークイベント。「こんにちは~」の挨拶で登場したのは、西見薫役・木村良平さん、川渕千太郎役・細谷佳正さん、桂木淳一役・諏訪部順一さん。会場約300席を埋め尽くすファンの暖かい声援に迎えられてイベントはスタート!

舞台上に並んだキャスト3人は、まず、演じたキャラクターを紹介。そして、本日のMCの諏訪部さんから今日の衣装の話に。「(諏訪部)木村さんは眼鏡が今日のチャームポイントなんですよね。」「(木村)は~い。これは“薫”眼鏡です!」と、ノイタミナショップで発売中の西見薫モデルの黒ブチ眼鏡で登場した木村さん。「(木村)眼鏡の縁のところに名前が入っているんですよ。」「(諏訪部)勉モデルではないんですね~。でも僕も今日は淳兄がバーで歌っていたシーンの雰囲気を出した格好をしてきたんですよ。」と語り、時間が余ったら歌うかも!?という木村さんのフリに少しだけその美声を披露。一方細谷さんは「ないんですよね・・・声のみです!」と笑顔で語った。

現在(イベント時)最終話の編集中ということで、すでに終えたアフレコ収録、オーディション時の話に。淳一役のオーディションも受けたという細谷さんは、「3キャラクター受けられるということで、最初に千太郎を受けて、次に淳一も受けて、よし次は薫だ!と思ったら、帰っていいよって言われました。千太郎を演じたときに、もうちょっと低い声で演じられますかと監督に言われて、どうしても受かりたかったので少し無理してできますと言ってしまって、後から後悔しました。笑」と当時の様子を語り、木村さんは「薫と星児を受けました。星児面白い役だな~と思っていたのでやりたかった役でした。いまからでもやれるかな~」と語り、諏訪部さんは「実は千太郎もオーディション受けたんですよ。でも淳一は順一だしやりたいなと思って。だからオーディションの前日に九州出身の母に電話をしてフレーズの確認をしましたね。」と振り返った。

収録について、木村さんは「1回目の収録までキャスティングがわからない状況で、“細谷さんが千太郎ってどんな感じだろう”とか想像していましたけど、“順一が淳一はだよね!”って思いましたね。ハマってるって。」そんな淳一を演じる諏訪部さんは最近感じている“淳一効果”について「僕の名前の“順一”は順番の順で、“淳一”とは違うんですけど、別の作品の台本でも名前の順一が“淳一”になっていて、僕自身がかなり“淳一”に浸食されている感じなんですよね。」といい、「影響力はおおきいですよね。」としみじみ語った。また方言にかなり苦戦したという細谷さんは「テスト収録が終わってから台本を方言指導の方に全部直されて、本当に必死でしたね。気軽にアドリブって書かないでって思いましたよ!言われても出てこないよって思いましたからね。」と収録時の大変さを語った。

その後、公式HPの映像コンテンツの“青春はいつも坂道発進”で行っている青春トークを本イベントでも行うことに。いつも青春にちなんだ話題を語るこのコーナーで、今回のお題は、“坂道のアポロンと言えば、アサリぶちまけ事件ですが、過去にアサリをぶちまけたことはありますか?”という不思議な質問に、「(木村)ようするに、たまりにたまった何かをぶちまけたことがありますかってことですね。」とフォロー。「(細谷)僕はテスト直前で毎回方言を直されりことにたまりかねて、静かに制作の方にアサリをぶちまけました。」と語り、ちなみにどういう風に?と2人に聞かれ、「(細谷)前もって方言の資料を頂いてもいいですかね、と。本当に直前はしんどいので、と静かにぶちまけましたね。」と説明した。対して、「(木村)あんまりわーってならないんですよね。ためないですぐ言っちゃうから。酒飲んで発散して、でも飲んでないとたまるんですよね。」と語るとお客さんが引き気味に。すかさず「(諏訪部)会場かなり引いちゃってるよ。かなりの引き潮だね。アサリいっぱいとれちゃうね。」と会場の笑いを誘った。

最後に、最終話編集作業のため、会場に来たかったのに来れなかったという渡辺信一郎監督からの映像コメントを紹介。渡辺監督は、「いま現場は火の車、修羅場と化しているので会場には行けません。もともと「坂道のアポロン」は映画のつもりで作っていたので、映画館での上映は良かったです。スタッフ・キャストもすごくいい仕事をしてくれた作品なので、本当に良かったです。」と作品へ想いを寄せた。



(C)小玉ユキ・小学館/「坂道のアポロン」製作委員会

4月12日より毎週木曜24:45~フジテレビ“ノイタミナ”にて放送 ほか各局でも放送
原作:小玉ユキ「坂道のアポロン」(小学館「月刊フラワーズ」連載)


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