「GeForce GTX 680」が発売！　NVIDIAのシングルGPU最上位、6万円前後

NVIDIAの新GPU「GeForce GTX 680」を搭載したビデオカードが22日深夜、解禁・発売となった。



「GeForce GTX 680」は、NVIDIAのシングルGPU最上位モデル。開発コードネーム「Kepler」（ケプラー）と呼ばれる、新世代アーキテクチュアを採用した初の製品となっている。

GeForce GTX 580に比べて、製造プロセスの微細化（40nmから28nm）、TDPの低下（244W→195W）、CUDA Core数の増加（512から1536）が主なポイント。

機能面では、新たに自動オーバークロック「GPU Boost」を搭載。これは、Intel製CPUにあるTurbo Boostと同等の働きをするもので、システムやTDPに余裕があるときはGPUコアをクロックアップできるもの。ブースト時は1058MHzまで上がるという。

また、可変フレームレートのゲームに起こりやすい画面のカク付きをなめらかにする、垂直同期の自動オン/オフ機能「Adaptive Vertical Sync」のほか、これ以外に4画面同時出力や3D Vision Surroundもサポートしている。

主な仕様は、CUDAコア数が1536基、テクスチャユニット数が128基、ROP数32基。クロックは、コア1006MHz（ブースト時1058MHz）、メモリ1502MHz（データレート 6008MHz）。搭載メモリはGDDR5 2GB（インターフェイス256bit）。消費電力は195W、補助電源コネクタは6ピン＋6ピン構成。モニタ出力端子はDVI×2、HDMI×1、DisplayPort×1。インターフェイスはPCI Express 3.0対応。DirectX 11.1。

時間外営業を告知していたドスパラ パーツ館では、ZOTAC製、MSI製、Palit製の3社3モデルが発売された。いずれもリファレンスと思われる製品となっている。

このほか、23日には、GIGABYTE製、GALAXY製、Inno3D製も発売される見込み。

秋葉原での店頭価格は約60,000円。

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