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品切れ続出の大容量HDD、価格上昇止まらず高騰が深刻化！

2011年11月08日 21:450

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10月末より値上がりが続く大容量HDDだが、今度は品薄も深刻化。アキバPCパーツショップ各店で品切れが目立ちはじめてきた。

先週末には、売れ筋のWesternDigital製や日立製の容量3TB～1TBモデルが中心に品切れ。一部では、HDDの価格表に「時価」と表記されたショップや、価格表そのものが外されたショップもある。

また、価格上昇も止まらず、店頭価格は2TBが16,000円～17,000円前後、3TBが19,000円～20,000円前後（価格はいずれも先週末時点）になり、10月21日にお伝えした記事からさらに、それぞれ約10,000円値上がりした格好だ。


「時価」と書かれた価格表。注文は受け付けているが、価格は相場次第	SATA接続の3.5インチHDDの価格表が消えたところも	仕入れ価格の高騰により売り切れとするショップも


大手ショップでは、各容量の在庫はあるものの、種類（ラインアップ）は徐々に少なくなってきている

一方、価格.comHDDカテゴリでの状況は、売れ筋モデルのWesternDigital「WD20EARX」（2TB）が最安15,500円～19,980円（平均17,000円前後）、WesternDigital「WD30EZRX」（3TB）が最安15,990円～21,980円（平均20,000円前後）と、店頭とほぼ同じような値動きを見せている（11月8日記事執筆時）。


「WD20EARX」（価格変動履歴）		「WD30EZRX」（価格変動履歴）

このほか、大容量の外付けHDDは、同容量の内蔵タイプ（バルク品）よりも一部モデルが安くなっており、店頭在庫もまだ確認できるという状況。

現在は内蔵タイプのように急激な値上がりと品薄は見られないが、PC周辺機器大手のバッファローやアイ･オー･データが、すでに外付けHDDの値上げを発表していることからも、今後は内蔵タイプと同様に値上がる可能性が高い。


外付けHDDの中では比較的安いモデルとなっている日立製2TB	バッファロー（プレスリリース）	アイ･オー･データ（プレスリリース）

ちなみに、とあるショップスタッフはこの状態が来年の頭まで続くと予想。一部では、「独自に並行輸入品を仕入れて、安く販売できるかを検討する」（スタッフ談）ショップもあれば、一方で、SSDをすすめる店舗も。このほかにも、「ブルーレイメディアの販売に力を入れていく」というショップもある。

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【価格.com関連リンク】
□パソコンパーツ‐3.5インチHDD
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