PCパーツを冷却液に沈めた「油没PC」、販売開始! 重量の都合で23区内限定

2011年08月25日 16:450

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

前回お伝えした、「油没PC」の受注販売が始まった。



PCパーツを冷却液に沈めて冷やす「油没PC」が登場! 予価60万円のハイエンドモデル


受注販売を開始したのは、7月に実機を展示していたオリオスペック(現在は展示終了)。

「油没PC」は、CPU/メモリ/マザーボード/ビデオカード/SSD/電源といったPCの基幹パーツを、冷却液で満たした特殊なPCケース (Hardcore ComputerのDetonator Workstation)の中に浸すことで、システム全体を冷却できるユニークなハイエンドPC。

本体重量が70kgもある水槽のようなPCケースになっているため、運び方などが課題とされてきたが、しばらくは都内23区限定で販売されることとなった。ただし、首都圏なら対応可能な場合もあるという。配送料金は12,600円(23区内、店頭受け渡しでも必要)。

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ラインアップは、3機種のベースモデルが用意されており、それらを基にパーツ構成の変更も行える(※メーカーBTOの範囲内で)。ベースモデルの主な仕様と価格は以下のとおり。納期は2~3週間。いずれもOSは別売。

・Hardcore Computer Reactor X Highend
Core i7 990X(4.29GHzにオーバークロック)、メモリ16GB、容量160GBのIntel製SSD、GeForce GTX 580×2枚、電源650W×2台。価格は820,000円。

・Hardcore Computer Reactor X Midrange
Core i7 990X(4.29GHzにオーバークロック)、メモリ12GB、容量160GBのIntel製SSD、GeForce GTX 580、650W電源。価格は690,000円。

・Hardcore Computer Reactor X Entry
Core i7 960(3.6GHzにオーバークロック)、メモリ6GB、容量1.5TBのHDD(7200rpm)、GeForce GTX 460、650W電源。価格は498,000円。


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