FusionベースのレトロPC「コモドール64」が発売! Cherry製キーボード採用
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今から約30年前に登場した、懐かしさあふれる8ビットPC「Commodore 64」(コモドール64)の復刻版筐体を利用したPCがPC DIY SHOP FreeT(フリート)で発売された。
「Commodore 64」は、1982年に米Commodoreが発売したキーボード一体型のホームコンピューター。テレビに直接つなぐことができるビデオ出力機能を搭載し、当時はゲーム機としても利用されていた。Commodoreは1994年に倒産し、現在は「Commodore USA」がライセンスを取得して、ほぼ同じデザインの復刻品(キーボード一体型ケースや自作PCキット)を販売している。
今回発売された「Commodore 64」は、同店がキーボード一体型ケースを独自に入手。それにゲーム機PCなどの改造でおなじみの店員M氏がMSI製Fusionマザー「E350IA-E45」(Mini-ITX)をベースに自作したもの。
同店では、OSをインストールするだけで使える完成済みPCとして販売するが、筐体のみの販売も行うとのこと。ただし、自作する場合は、ネジが付属していなかったり、搭載できるマザーボードに制限があるなど、玄人向けの自作キットになっている |
主なスペックは、メモリがDDR3-1333 4GB、HDDが500GB(2.5インチ/5400rpm)、光学ドライブが薄型DVDマルチ、電源がPico PSU 90W+60WのACアダプタ。なお、筐体には標準でカードリーダーや小型ファンが装備されている。
キーボードは、新たにカーソルキーに加えて、右側にファンクションキーを搭載。当時のキー構成から若干変更されているものの、長いスペースキーなどは搭載しており当時の雰囲気を残している。キースイッチはCherry社製を採用。レトロな打鍵感を実現している。
価格は、同店で79,800円(納期は2~3日)。キーボード一体型ケースのみの販売も行っており、その価格は39,800円となっている。マシン構成を変更することも可能で、相談も受け付けるという。
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【取材協力ショップ】:PC DIY SHOP FreeT(フリート)
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