PCI Ex3.0も使える「Ivy Bridge」対応の変態マザーが発売! ASRock製

2011年07月08日 21:150

※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。

PCI Express 3.0をサポートした初のマザーボード「Fatal1ty Z68 Professional Gen3」がASRockから発売された。搭載チップセットはZ68。



「Fatal1ty Z68 Professional Gen3」は、世界的なプロゲーマーとして知られるFatal1tyこと、Jonathan Wendel氏がASRockと共同開発したゲーミングマザーボードの第3弾。

最大の特徴はPCI Express 3.0のサポート。現行のPCI Express 2.0の2倍(1レーンあたり1GB/s)の転送速度を持つPCI Express 3.0は、Intelの次世代CPU「Ivy Bridge」でも対応予定とされている、PCI Express 2.0の上位規格。今回発売されたマザーボードでは、x16形状のPCI Express 3.0を2本搭載しているのがポイントだ。

なお、このx16スロットでPCI Express 3.0を利用するには、対応ビデオカードとIntelの次世代CPU「Ivy Bridge」が必要となり、現時点では利用できないという状況。ただし、現行のCPU「Sandy Bridge」を搭載した場合は、PCI Express 2.0で動作可能という。

また、PCI Express 2.0接続となるPCI Express x1スロットやギガビットLANなどのオンボードデバイスには、PLX社のブリッジチップ「PEX8608」を中継させることで、帯域を確保している。

20110708211500.jpg akiba20110708__301.jpg akiba20110708__303.jpg
akiba20110708__308.jpg akiba20110708__326.jpg akiba20110708__348.jpg akiba20110708__297.jpg

このほかボード上には、2.5倍の長寿命を実現した日本製の高品質コンデンサ、デジタルPWM(V12+6電源フェーズ)を搭載。また、マウスのポーリングレートを調整できる「Fatal1ty Mouse Port」といったゲーマー向けの機能も用意されている。

主な仕様は、拡張スロットがPCI Express 3.0 x16×2、PCI Express 2.0 x16×1、PCI Express 2.0 x1×2、PCI×2。各種オンボードデバイスは、HDMI×2、DVI、8chサウンド、ギガビットLAN、SATA 6Gbps×6、SATA 3Gbps×4、eSATA 6Gbps×1、USB 3.0×6(内2基はフロント)など。対応メモリはDDR3-2133(OC)/1866(OC)/1600/1333/1066(4スロット最大32GB)。

未来のCPUにも対応できるマザーボードとしては、オンボードデバイスにIDEやFDDコネクタが搭載されており、旧世代の接続もしっかり押さえた、ある意味ASrockらしい製品に仕上がっている。

価格は29,980円。取り扱い店舗は、PC DIY SHOP FreeT(フリート)、TWOTOP秋葉原本店、ツクモeX.、ドスパラ パーツ館。


【関連記事】
Z68初のMini-ITXマザーが発売! ZOTAC製、4画面出力モデルも(2011年07月06日)
Z68搭載のゲーマー向けMicroATXマザー! ASUS「Maximus IV GENE-Z」発売(2011年07月02日)
ASUS「Maximus IV Extreme-Z」発売! OC向けのZ68搭載マザー(2011年06月26日)

【価格.com関連リンク】
パソコンパーツ‐マザーボード
□クチコミ掲示板:アキバ-PCパーツ

【関連リンク】
ASRock
「Fatal1ty Z68 Professional Gen3」製品情報


【取材協力ショップ】:ツクモeX.&クレバリー1号店&TWOTOP秋葉原本店&ドスパラ パーツ館&パソコンショップ アーク&ソフマップ 秋葉原リユース総合館&ZOA秋葉原本店&PC DIY SHOP FreeT(フリート)

ログイン/会員登録をしてこのニュースにコメントしよう!

※記事中に記載の税込価格については記事掲載時のものとなります。税率の変更にともない、変更される場合がありますのでご注意ください。