新型Core i5/i7が一斉発売！　クロック倍率フリーや低電力モデルも

Intelから新型の「Core i5/i7」が発売となった。



登場したのは、Core i5シリーズから「2500K」「2500」「2400S」「2400」「2300」と、Core i7シリーズから「2600K」「2600」の計7モデル。型番末尾の文字によって、クロック倍率フリーとなる「K」のほか、省電力モデルとなる「S」、さらに末尾文字なしの標準モデルの3種類がラインアップされている。

今回のCore i5/i7は、開発コードネーム「Sandy Bridge」の名で呼ばれていたCPU。Nehalemアーキテクチャを採用していた第1世代Core iプロセッサの後継モデルで、マイクロアーキテクチャを一新し、グラフィクスやビデオ性能を向上させているのが主な特徴だ。製造プロセスは32nm。

特にGPUは、Clarkdaleと異なり、CPUコアと同じダイに統合。これにより、リソース（キャッシュやメモリーなど）をCPUコアと共有することで、電力効率を維持しながらも、グラフィクス性能を高めているという。また、映像のエンコードやデコードといったハードウェアアクセラレーション機能「クイック・シンク・ビデオ」（Quick Sync Video）が新たに実装され、従来より最大で2倍速いトランスコード処理（MPEG2→mp4）を可能としている。

このほか、グラフィクス性能以外にも、新ソケット「LGA1155」の採用や、「ターボ・ブースト・テクノロジー」（Intel Turbo Boost Technology 2.0）の強化、浮動小数点演算向けの新命令セット「インテル アドバンスド・ベクター・エクステンション」（Intel AVX）のサポートなど、大幅な改良が加えられている。

各CPUの主な仕様は以下のとおり。

各店の価格については後日詳細をお伝えするが、2600Kが約29,000円、2600が約27,000円、2500Kが約20,000円、2500が約19,000円、2400Sが約18,000円、2400が約17,000円前後、2300が約17,000円となっている。

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