「Lian-Li＆Lancool EXPO 2010」開催！ 未発売ケースの展示や萌えキャラの発表も

Lian-Liのユーザー向けイベント「Lian-Li＆Lancool EXPO 2010」が4日（土）、秋葉原のCAFFE SOLARE（カフェソラーレ）リナックスカフェ秋葉原店で開催された。主催は代理店のディラック。



会場では、同社製PCケースの未発売品や現行品が多数展示されたのに加え、製品を解説するセッション、豪華景品が貰える抽選大会が開かれた。また、セッションではLian-LiとLancoolの萌えキャラクター発表をはじめ、同社製クモ型ケースの関節部にモーターを取り付けた自作ロボなども披露された。

今後発売となる新商品のうち、特に注目を集めていたのは、同社のLancoolブランドから発売されるタワー型PCケース「PC-K63」と、VESAマウントに対応したアルミ製Mini-ITXケース「PC-Q09F」の2モデル。

「PC-K63」は、ゲーマー向けのタワー型ATX対応PCケースで、K62の後継モデル。新設計のシャーシを採用し、ハイエンドクラスの長いビデオカードに対応したのが特徴だ。従来モデルでは特に厳しかったこれを、HDDケージの中段を外せる構造にすることで、長さ41cmまでの拡張カードも装着可能となっている。

また、HDDケージは2.5インチドライブも対応し、SSDを標準サポート。2.5/3.5インチドライブの両方を搭載可能で、HDDの増設台数も強化されている。このほか、ケーブルをまとめる裏配線用のギミックを備え、使い勝手にも配慮している。予想売価は1万円台後半で、発売時期は年明けとのこと。

次に「PC-Q09F」は、ホームシアターPC向けの横置き型Mini-ITXケース。同社ケースでは珍しいVESAマウントに対応しており、液晶背面に取り付けられるのが特徴だ。注目は、VESA利用時に本体をマウンタで固定するほか、スタンドでも支えるユニークな構造を採用する点。

これは、ケース内に150WのFlexATX電源が搭載されているため、薄型/軽量のモニタでケースを固定したときに、ケースの重みでモニタがひっくり返られないようにするためのもの。これにより安定性を高めている。

内部の拡張性については、薄型光学ドライブ×1、2.5インチ×1と少なめ。ドライブはマザーボードの下側に全て搭載される仕組みだ。サイズは265（幅）×120（高さ）×200（奥行）mm。

そして、もう1つ注目といえたのが、Lian-LiとLancoolの萌えキャラクターのお披露目会。

発表されたキャラクターは、Lian-Liのキャンペーン娘「リー（林 莉/Lin Li/リン・リー）」と、Lancoolのキャンペーン娘「ラン（林 蘭/Lin Lan/リン・ラン）」の2人で、イラストを担当したのはみずき ひとし氏。

同社のスタッフによると、今後はこのキャラクターたちで、イベントや製品などを盛り上げていきたいという。ちなみに、ふたりの年齢については、リーが「15歳前後（らしい）」、ランが「6歳前後（という設定）」と意味ありげな言い回し。セッションを担当したスタッフは「何かに配慮した設定ですね」とコメントし、来場者からは笑いが起こった。

このほか、会場内での新製品やセッション模様は以下のとおり。

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【取材協力ショップ】：CAFFE SOLARE（カフェソラーレ）リナックスカフェ秋葉原店