None-Bayさんの評価レビュー

意欲は買ってもいいけど、なんか浅い

観賞手段：テレビ

劇場版と最終話で丹下社長が語った「アイドルは物語である」ということば。
すごくいいモチーフで、しかも主人公たちだけでなくて、主人公たちの周囲まで掘り下げてみようとしていた意欲は買います。そこが、この作品のオリジナリティであり、生命線であったと思うので。
いい意味で、「アイマス」よりも泥臭くて、「ラブライブ」よりも現実感があって、作り手やファンまで視野に入れるというのはこれまでのアイドル作品にはない視点だと思いました。

ただ、残念ながらその掘り下げ方が浅かったかなぁと。すべてのエピソードがというわけではないけど、納得して次に進むという感じに思えなかったです。
そのために、モチーフを活かしきれなかったように思えた点がすごく残念。