裏切られた・・・発想はおもしろかったのに・・・
観賞手段:テレビ
そういえば、まだレビュー書いてなかったな・・・。
放映中さんざんヒトコト書いてましたが、第一話を見たとき、大きな期待を抱きました。「テンペスト」と「ハムレット」という、シェイクスピアの古典戯曲にテーマを取り、絶海の孤島に住む魔法使いが、世界の破滅に立ち向かう。何と言う壮大なドラマ! そして、音楽も最近のアニメにはないフルオケバージョンのクラシック! 作画はボンズだし、これは久々に「当たり」の作品ではないかと思ったものです。
しかし、その期待は1クールの中盤くらいで消え失せました・・・。
やっぱりこういう作品はちゃんとしたストーリー考えないといかんですよ。「はじまりの樹」の復活を阻止しようとした鎖部の一族、初めのうちこそ悪党でしたが、終わってみればこっちが正論じゃないかと思わなくもなく。だいたい1クールの後半3-4話の間、舞台も変わらずずっと問答してるだけってのが、もうだめ。説明が多すぎて意味がわからない。絶園の魔法使いの正体は合点がいきましたが、死ぬ理由がそもそも腑に落ちない。だいたい2クールはほとんど蛇足で、葉風ちゃん以外のキャラクターは日和っちゃってるし、最後まであーあな展開でした。期待しただけ損したなーというのが正直なところ。音楽効果がよかったので、そこだけプラスです。あと沢城みゆきさんの声が素晴らしいことを再確認できました。
- ストーリー
- 3.0
- 作画
- 4.5
- キャラクター
- 4.0
- 音楽
- 4.5
- オリジナリティ
- 3.5
- 演出
- 4.0
- 声優
- 4.0
- 歌
- 3.5
満足度
3.0
いいね(1)
2013-04-16 16:19:08