深いストーリーにアニメならではの好演出。ただ作画がね・・
観賞手段:テレビ
さすがにSF大賞を取った名作が原作になっているだけあって、ストーリーとか世界観は、ちょっとそこいらのアニメには真似できないレベルで、最後まで飽きずにドキドキしながら見ることができました。アニメ化にあたっても、原作の雰囲気をなるべく忠実に再現しようというスタッフの心配りが見えて、しかもアニメならではの映像と音楽による効果が、非常に効果的に効いていたと思います。そういう意味で、原作もののアニメ作品としては、大成功だったのではないかと。絵のタッチや、コンテの切り方、音楽もよかったと思います。
ただ、惜しむらくは作画のクオリティが、回によってかなりバラツキがあったことです。特に1クールの後半あたりはきつかった。ちょうど、主人公達が成長して顔つきが変わってくる頃だったこともあって、あの作画の揺らぎはかなり見ていてキツかった。誰が誰だかわからなくなっちゃうくらい。そこだけが減点ポイントです。それ以外は、本当に久々に見た骨太な世界観を持ったアニメ作品として賞賛したいです。
- ストーリー
- 5.0
- 作画
- 3.5
- キャラクター
- 4.0
- 音楽
- 4.0
- オリジナリティ
- 5.0
- 演出
- 4.5
- 声優
- 4.0
- 歌
- 4.0
満足度
4.5
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2013-03-28 00:25:10