凡庸ではあるが、なぜか最後まで見てしまった
観賞手段:テレビ
「謎の彼女X」というタイトルからして、何かすごいもの(宇宙人とかゾンビとか幽霊とかニャルラトホテプとか…W)が彼女なのかと思いきや、変わってるのは、「唾液の交換」だけという、、それ以外は、いたって凡庸なラブコメ(いや、コメディでもないか)だった。
ストーリーも、それほど盛り上がるような場面もなく、ただひたすら淡々と学園生活を送っていくようなパターン。主役の卜部美琴は、一見変わり者ではあるが、かといってさほど脱線するでもなく、至って普通な感じだし、どうもドラマ性に欠ける。
ところどころ、作者のフェティッシュぶりが爆発して、これは高度なエロアニメなんじゃないかと思う場面もかなりあったが、まあそれはそれとして、なぜか最後まで見てしまった。作画はまあまあよかったし、声優もそこそこよかった気もする(卜部美琴役は新人起用だとか)。
そういう意味で、悪い作品ではないが、いいとも言い切れず、凡庸なんだけど、なぜか気になるという作品だったように思う。
- ストーリー
- 3.5
- 作画
- 4.0
- キャラクター
- 3.5
- 音楽
- 3.0
- オリジナリティ
- 3.0
- 演出
- 3.5
- 声優
- 3.5
- 歌
- 3.0
満足度
3.0
いいね(1)
2012-07-26 15:23:52
[2012-07-28 08:10:19]