---さんの評価レビュー

»一覧へ

「わたし」について

観賞手段:テレビ
ネタバレ
「わたし」=調停官のミッションは、実は「妖精さん」と「人類」の間を取り持つのではなく「人類」どうしが「希薄」で「ゆるい」関係を保ちながら「ゆるやか」に衰退していく事を見守ることなのではないでしょうか?

「わたし」と「妖精」さんとの関係も、とくに篤い関係でもなく希薄です。「わたし」を中心に「わたし」以外の「人類」も含め全て等距離に置かれているような気がします。

お茶会エピソードで反目していた「銀髪」さんが、自身の「趣味」を通して、まがりながらも「人類」との関係を保とうとして失敗した例の「同類誌」のエピソードが、最終話をみた後に、何かジグソーパズルのピースが1個はまったような気もします。ちょっち的外れかもですが、けんけんRXはこんなメッセージを感じました。

あと別件で。色彩設定をなんとかして欲しかったです。背景がパステル調で淡いのに、入射光とのコントラスト(諧調)が強すぎます。
---
---
ストーリー
5.0
作画
3.5
キャラクター
3.5
音楽
3.5
オリジナリティ
5.0
演出
5.0
声優
5.0
-
満足度 4.0
いいね(2) 2012-09-19 00:07:59

ログイン/会員登録をしてコメントしよう!