そんなこと言う人＠キライですさんの評価レビュー

今期も前期と同様、4人の女の子のまったりとした雰囲気を楽しめるゆるーい日常系コメディ。
だから、前期が好きだった方には好評だったであろうし、逆に苦手だった方はまた克服できなかったかもしれない。

その今期も先週で終わり、振り返ってみて一番印象的だった回は、やっぱり11話の「時をかけるあかり」だった。
ふとした出来事がきっかけで、1年前の入学式に戻ることになったあかりが、その出来事に翻弄されつつも影の薄い今の自分を、なんとかするために過去を変えようとする話。（といっても、ドジッ娘のあかりは、期待を裏切らない安定のクオリティなわけですが）

夏の有明や修学旅行など、いつもふざけている印象がある同作の中で、しごくまともだったこともあって、「おっ！」と正直驚いてしまった回だった。本当に良い意味で驚かされてしまったのです。

詳しい内容は作品を見てもらうこととして、最後のシーンで過去に行ってしまったあかりを探すために、茶道部の面々だけでなく生徒会も一緒になってあかりを見つけようとする姿は、あーだこーだやられながらもあかりが愛されている証拠かなーと思いました。

こういうシリアスな回もたまにあるとおもしろいです！