ただのロボットアニメに成り下がっている
観賞手段:VoD
戦術機(ロボット)とBETA(敵)の3DCG以外良い所がまるでないアニメです・・・
キャラクターの作画のレベルが低く、崩壊まではいかないものの、どちらかといえば悪いレベルで魅力は皆無です。
また、音楽についても耳に残るようなサウンドトラックが全くありません。SEは悪くありませんが。
同様に歌も世界観にあっているとは到底思えません。
それと、あの程度の戦闘シーンにほいほいと挿入歌をいれるのは過剰演出です。
ストーリーの魅力にも欠けます。
話が一貫していないように感じてしまいますし、安っぽく退屈な話になってしまっている。ありがちなロボットアニメ。
実験部隊の話なのでどちらかと言えば地味です。最初の2話の日本のようにBETAの脅威に直面しているわけでもないですから。
明星作戦や12・5事件、甲21号作戦とかのサイドストーリーを作ってアニメにしたら面白かったんじゃないかと思います。
マブラヴオルタネイティヴの世界にはなかなか凝った設定が用意されていますが、アニメでそれを逐一解説するのは困難で、トータル・イクリプスだけ見るとわけがわからないというのが正直なところ。
そして最大の欠点がキャラクターです。魅力のあるキャラクターがいない。強いていうならヴィンセント・・・
アニメだとユウヤが主人公なのか、唯依が主人公なのかもはっきりしない。
キャラクターの台詞もなんだか説得力に欠ける。オルタの時のような言葉の重みが全然感じられない。
タケルちゃんじゃあるまいし、登場する女性キャラがやたら主人公に惚れていくのもどうかと思います。
いかに香月夕呼や白銀武たちが魅力的で尚且つ深い部分まで描かれているキャラクターだったのかを思い知らされます。
そして素人を声優に使うのはたとえモブキャラでも・・・
トータル・イクリプスのアニメは戦術機やBETAの動く姿をとりあえず見ておきたいという人向けで、ストーリーを楽しむような作品ではありません。なんでこれをアニメ化したんだろう・・・
- ストーリー
- 2.0
- 作画
- 2.5
- キャラクター
- 1.5
- 音楽
- 2.0
- オリジナリティ
- 2.5
- 演出
- 2.5
- 声優
- 2.5
- 歌
- 2.0
満足度
2.0
いいね(2)
2013-06-19 23:30:23
[2013-06-20 16:00:43]