R.GMさんの評価レビュー
»一覧へ鬼才尾石達也が帰ってきた
観賞手段:劇場化物語以降シャフト作品に携わってこなかった尾石達也が実に7年ぶりに監督として帰ってきた。 勿論その演出力は以前よりもさらに迫力を増したものとなっており、さすがの一言。 それを超豪華な作画陣でおくる画面はまず目が離すことができない。 「絵の動き」でこれほど息をのむシーンがあるのかと思わされるほどである。 一方で脚本面においては今までの「物語」シリーズでみられた話のテンポの良さはあまりなく、そして主人公阿良々木暦の独白は殆どと言っていい程にカットされている。 ただでさえ三部作で一作あたりのストーリーが進行しないのに、セリフ量も減らしている為にかなり内容が薄く感じられてしまう。 しかしながら、今までの「物語」シリーズのセリフの掛け合いが苦手であった人は、逆にこちらは新鮮に感じられて楽しめるかもしれないと思う。
- ストーリー
- 3.5
- 作画
- 5.0
- キャラクター
- 4.0
- 音楽
- 4.0
- オリジナリティ
- 5.0
- 演出
- 5.0
- 声優
- 4.0
- 歌
- 3.0