ルルさんの評価レビュー

ライブの最多動員数わずか３７名、駆け出しのアイドルユニット『TiNgS』のメンバー３名（青天国春、玉城杏夏、聖舞理王）は事務所の社長・日生優希からこのままではユニットを解散すると告げられ、解散を回避するためには定員2000名の中野サンプラザの座席を満たす事と条件づけられてしまう。

条件を満たすため手助けとして新しく事務所に入った優希の従弟であり、ウソをついた人間は輝いて見えるという特殊な能力を持つ敏腕マネージャー・日生直輝の力を頼りにすることになる。直優はマネージャーとして優秀すぎるがゆえに周囲との折り合いが悪くなり、それが元で前の職場を離れた過去もあって当初は二度とマネージャーをやらないと決めていたものの、青天国春だけは全くウソをついていない事に興味を持ち、マネージャーを引き受ける事となる。直輝を得た『TiNgS』が第一歩として動員１００名を目指す所からスタートする物語。


作画が非常によく、序盤の数話でも大きな作画の乱れはなく好印象です。音楽・歌はメインの要素でもあり、作品として力を入れているのは伝わってきます。

キャストは若手の方が多く、さすがに著名な方々と比べるとまだ手探りな感じもありますが、初々しさが逆に真新しくも感じられて良かったです。
ちょうどキャラクターがどん底からのスタートで一生懸命な部分が多いので、キャストとキャラクターが上手くリンクしていい味を出してくれているように感じます。

現在４話まで放送されていますが、『TiNgS』とともにこの作品がどこまで成り上がっていくのか、ポテンシャルはあると思うので楽しみにしたいと思います。