まろ12さんの評価レビュー

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恋に青春の日々

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ネタバレ
物語面ではストーリーがより一本筋になりました。かぐや様は話が基本1話完結のため途切れる感じが生じる時があります。しかし、2期では製作陣が優秀なおかげでストーリーの柱が太くなりました。これが2期の方がいいと感じた点です。あと伊井野ミコがお気に入りになりました。

 特に2期で語るべきなのが11話です。ラブコメでは類を見ないシリアスです。この話はインパクトがあまりにも強くこの話が原作以上により良いものとなったのでこれだけでも2期は大成功となります。2期では1期の花火回に相当するものといえばこの石上の視点での体育祭です。主人公のかぐやと会長ではなく裏主人公の石上が中心で進んでいく。これは非常に難易度が高いです。石上役の声優さんは素晴らしいアフレコでしたし、演出、構成、どこもつつく事が出来ないんですよね。
 この話の良かったところをあげます。一つは真実を大友に伝えない事。伝えてしまえば石上のしたことは水の泡になる。これを守る事が何よりも大事なんです。二つ目は会長の「正しい正しくないを論ずるつもりはない」というセリフ。石上のしたことは結果的に言えば正しくないんですよね。それは石上自身も分かっていることは描写されています。ただ会長は石上を救いに行った。というより生徒会が石上を救ったんです。高校生が物事の視点をたくさん持ち解決するというのはなかなかできることでは無いです。3つ目はかぐやの「得のないことをしたがる子よね石上くん。本当…可愛い後輩だわ」というセリフ。これでこの話を主人公であるかぐやが綺麗にまとめているんです。物語は裏主人公の石上主体。しかし最後を締めるのは主人公のかぐや。この作品の良いところでもあるキャラの活かし方の典型的なところです。4つ目、12話のナレーション「無意味な体育祭だった」というセリフ。はい、しっかりギャグでオトします。

 OP映像は1期と違い一つのストーリー形式でした。作画と歌の暴力です。お弁当美味しそうですよね。2期のOPはR&Bで、非常にファンキーでした。
まろ12
まろ12
ストーリー
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作画
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キャラクター
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音楽
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オリジナリティ
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演出
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声優
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満足度 5.0
いいね(0) 2022-04-13 19:26:34

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