takeo0406さんの評価レビュー

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全てが素晴らしい

観賞手段:テレビ
ネタバレ
4人の女子高生が南極を目指し、友情を深め、過去との決別・新しい一歩を振り出す物語。
毎話に笑いあり、涙ありで、しかも後半に向けてのキャラクター性の積み重ねも怠らない。だからこそ、11話のラストは号泣モノです。もはや慟哭モノと言ってもいい。
作画、背景、動き、キャラデザ、CV、音楽の全てが良く出来ています。各キャラクターの性格や行動特性にマッチしたCV(花澤香菜さん、水瀬いのりさん、井口裕香さん、早見沙織さん)の演技力は圧巻。
これほど満足できた作品は本当に久しぶりで、なかなか今後超えられることはないかも?
普段アニメを見ない人にもお勧めできます。

正直、非の付け所はないと思う。確かに南極での生活の難しさよりも4人の人間関係にフォーカスが当たっている点は、南極での暮らしがいかなるものかという描写を期待した人にとっては肩透かしかもしれない。しかしそれは重要なことだろうか? 12話と言う制限の中で、キャラクター一人ひとりの背景や想いを描き、それを積み重ねたことで、後半の感動が得られる。青春を描くにはやはりそれが重要で、無駄の一切ない本作品で南極生活・仕事・ルーティーンそのものに焦点をおく重要度は低いだろう。
takeo0406
takeo0406
ストーリー
5.0
作画
5.0
キャラクター
5.0
音楽
5.0
オリジナリティ
5.0
演出
5.0
声優
5.0
5.0
満足度 5.0
いいね(0) 2018-03-31 10:48:46

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