最近グルメ・料理漫画ブームに続いてのアニメブームが始まっていますが、このアニメに関してはなぜか異世界設定で料理がひたすら出てくる、孤独のグルメ寄りのグルメアニメです。
昔料理アニメといえば美味しんぼ、クッキングパパ、ミスター味っ子などありましたが、いずれも料理が主役でした。
一方で孤独のグルメは、料理が主役というよりはサラリーマンの日常系であって、萌え日常系アニメと同じ楽しみ方で人気が出たものだと思っています。更に孤独のグルメは現実に存在する食堂であるという部分で見る価値があると認められたのではないでしょうか。
一方このアニメについては、料理に対するスタンスは孤独のグルメと同じですが、感情移入ができるキャラがおらず、またもちろん現実にある店ではなく、何より料理が実物ではなく作画も大したことがないため料理アニメである必要が全然わかりません。
レシピや作る過程がそこそこに書かれていればまだ良かったんですが、まあそもそもそんなことを描かれても面白くないですけどね。
私は異世界で現実にある料理でグルメ漫画を作るという発想を面白く料理できる方法がまったく思いつきません。
企画段階で冗談程度でやっているなら良かったと思いますが、アニメにするのは無駄だと思います。漫画なら枚数が少ないので料理の絵に時間がかけられますが…。