ぱんだろうさんの評価レビュー
»一覧へ夏の湘南のキラキラが眩しい
観賞手段:試写会夏休みの湘南を舞台に、7人の女子高校生とミニFMステーションを中心として描かれるアニメーション作品です。 言葉に魂が宿る=『コトダマ』を信じる主人公・行合なぎさを中心として物語は進んでいきます。 途中からストーリーの展開が読めてしまいますが、クライマックスのシーンには感動。 女子高校生の日常(部活動やバイトなど)と非日常(ミニFMステーション)を上手いバランスで融合させ進めてきたストーリーですが、クライマックスのシーンでは「これでもか!」っていうぐらいファンタジーに溢れる作品です。 キラキラした湘南の海や空、青空や夕日など背景にはかなりこだわっていて、影などの色の塗り方がとても繊細。細部までじっくり見たくなります。 また、劇中のBGM、劇中歌がどれも名曲で、そのシーン毎に非常にマッチした曲が使われています。 クライマックスのシーンでは劇中歌が効果的に使われており涙を誘います。 この映画のメインターゲットは10代〜20代の方だと思いますが、家族連れなど幅広い層に受け入れられるような作品になってるかと。
- ストーリー
- 4.0
- 作画
- 3.5
- キャラクター
- 2.5
- 音楽
- 4.5
- オリジナリティ
- 2.5
- 演出
- 2.5
- 声優
- 2.0
- 歌
- 4.0