月がきれいは中学生の文学少年小太郎と、陸上部の体育会系女子茜のまだ心が成熟しておらず、本当に伝えたい想いを伝えられなかったり手探りで不器用ながらも付き合って行く様子が描かれています。このアニメの題名の由来は夏目漱石がI love you を月がきれいですねと訳したということに由来します。そんな学生のうちでしか味わえないような純粋な恋だからこそのむずキュンが味わえます。また、この作品では、LINEをはじめとした現代っ子らしさも各所に現れています。直接話せないから、LINEで話し合うそんな様子や、茜の友達である千夏が小太郎のことを好きになってしまう三角関係などが親近感をわかせてくれて、アニメなのにほんとの話のようなリアリティーがあり、どっぷりと浸かれます。そしてそのストーリーを描く絵も優しいタッチですごく癒されます。特に、茜の笑顔は少女漫画のような包み込むような暖かさがあり、とても惹かれます。そして何よりこの作品のOP&EDと挿入歌が作品のむずキュン感を引き立たせます。全ての歌を東山奈央が、彼女の透き通るような歌声で中学生の心を映し出した歌詞を歌っています。OPはイマココという題名で主人公の小太郎の気持ちを、EDは月がきれいという題名で主人公の茜の気持ちを歌っており、初めから終わりまでむずキュンが止まりません!10年に一度の傑作といっても過言ではありません!本当にオススメです!!