小規模ながらも適度な日常感 #FAガール
観賞手段:テレビ
昔であれば、この手のホビーガジェット物は軍事利用を企てる敵方など出たのだろうが、まあ暴走した戦闘狂キャラとのバトルこそ終盤にあれど、あまり大きく広げる事無く日常に回帰するのが今風なのかなと。また昔ならハーレム系の流れでマスターは男子になるところを、女子マスターで日常色を強めたのも今らしい選択だろう。そこを狙っての、シリーズ構成への赤尾でこ起用なのだろう。スケールは決して大きくはないが、纏まりよく安定感のある作品だった。
気が付けばコトブキヤの本作以外にも武装換装少女系可動フィギュアシリーズは幾つか展開中で、やはり武装神姫は先取りしすぎていたのだと思う。コナミの数々の撤退に悲しい思いをした方々にとって、本作はようやくたどり着いたオアシスか。
そしてCVは、何と言っても人妻になろうが容赦無く主役を勝ち取る日笠先生の安定感。主なFAガールズ達を若手に任せる分のバランスもあるとは思うが、プロとしてはこのくらいの貪欲さも大事大事。
EDや挿入歌の作詞に三重野瞳名義を観ると懐かしくなるなぁ「リューナイト」とかね。
- ストーリー
- 4.0
- 作画
- 4.5
- キャラクター
- 4.0
- 音楽
- 4.0
- オリジナリティ
- 3.5
- 演出
- 4.0
- 声優
- 4.5
- 歌
- 4.5
満足度
4.0
いいね(1)
2017-07-12 00:43:51