魔法ファンタジーものの中ではいい作品
観賞手段:テレビ
正直、この手の魔法もののラノベ原作作品には食傷気味なので、本作もあまり期待してなかった。特に最初の数回は、いかにもなテンプレな感じがして、視聴をやめようかと思ったこともある。
しかし、序盤から中盤までやや忍耐しつつも見てきてよかった。後半から終盤にかけての展開が面白く、単なる主人公最強的な話に終わらず、しっかりした結末にまで持って行ったのは、1クールものとしてはなかなか秀逸だ。
唯一気になったのは、十三番の心変わり。あそこで急に態度を覆すようにはどうにも思えず、原作は読んでいないが、もう少し細かい葛藤などがあれば、もう少し腑に落ちたようにも思う。
しかし、魔法使いゼロと獣の傭兵との関係性は最後までさわやかでいて面白く、最後にゼロが言った「お前が獣の傭兵でよかった」というセリフはなかなか心に染みた。
これだけ魔法ファンタジーものがあふれている中で、意外にいい作品でした。
- ストーリー
- 4.0
- 作画
- 3.5
- キャラクター
- 3.5
- 音楽
- 3.5
- オリジナリティ
- 4.0
- 演出
- 4.0
- 声優
- 4.0
- 歌
- 3.5
満足度
4.0
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2017-06-28 15:40:05