魔探偵ロキRAGNAROKというタイトルで放送されていましたが、原作は魔探偵ロキRAGNAROKではなく、その前作の魔探偵ロキの内容のアニメ化作品です。
主人公ロキは少年の姿ですが、その正体は北欧神話の悪戯の神様ロキで、オーディンの怒りを買い人間界に落とされてしまったという設定です。本当の姿は長身の青年で、青年の姿もたびたび登場しました。
物語はロキの探偵社に、女子高生まゆらがまよいこんだところから始まります。
まゆらは普通の女子高生ですが、明るく賑やかで、探偵の助手役のステレオタイプかなと思います。
「それって不思議ミステリー!」という口癖?が今でも妙に記憶に残っています。
ほかにも探偵社の助手闇野(執事系イケメン)や喋る黒犬のフェンリル、式神でピンクのふわふわみたいでかわいいえっちゃんなど個性的なキャラクターが登場します。彼らの正体も神話の神々なのですが、ネタバレなのでここまで(笑)
物語の前半は推理・探偵ものといった雰囲気なのですが、後半は神話の神々をからめた、ファンタジーものといった印象です。ロキを追ってトールやヘイムダル、フレイなどといった神々が刺客としてやってきます。
彼らもかっこいいシーンあり、愛すべきおバカなシーンありといった素敵なキャラ達で、毎週楽しみでした。
このアニメにはまって、夏休み友人と図書館で北欧神話を調べ、(当時言葉はなかったけれど)中二病みたいになっていたのはいい思い出です(笑)